Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

木の外壁

不燃木の外壁のメーカーと打合せしました。
チャネルオリジナルという会社です。以前から建築雑誌広告に掲載されていたので、名前は知っていました。

ウェスタンレッドシダーという北米産の耐候性の高い木(設計事例の田原の大屋根の家の玄関ドアにも使いました。よくウッドデッキに使われる材です。)を現地の工場で不燃処理(商品名:ウィルウォール)したものを輸入販売しています。
不燃処理のしくみは、火を当てられると、内部に浸透している防火薬剤が、表面から発泡して、炭化層を作り、炭化した部分は内部への燃焼をブロックします。薬剤には防腐、防虫効果もあります。
無塗装でもいいと聞き、これは使えるかなと思いました。木の外壁は塗装メンテナンスが欠かせないからです。後から、洗浄後、塗装することもできます。(可燃性の高いラッカー等でも不燃認定取得)
無塗装の場合は、最初はもとの木の色の濃茶ですが、やがて落ち着いたシルバーグレー色に変わります。これを経年変化による味わいと感じるか、どうかは人それぞれです。
防火規制のある地域(ほとんどの地域が該当します)でも、不燃木を使わなくても、耐力壁パネルであるダイライトを外壁下地に張るなどすれば、普通の木を張れます。ただし、その表面に張った木に着火すれば、燃えないというわけではありません。
木なので、断熱性があり、外壁通気層工法で使っても、夏に通気層の温度が上がりにくいというメリットもあります。
ネックは1万2千円/㎡というイニシャルコストの高さです。これは他の材料のメンテナンスコストも合わせて比較検討する必要があります。
(足場さえ、ペンキ屋さんに用意してもらえれば、自分で塗装することも可能。)
不燃木でない、リーズナブルなナチュレウォールという商品もあります。
厳選した天然乾燥の杉や唐松を使用。焼杉タイプもあります。

2008.07.26「建築材料
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岡崎八丁蔵通り

先日、半田の蔵を見てきた話を書きましたが、今日は、岡崎の蔵を見てきました。
岡崎で蔵といえば、岡崎城の西方にある八丁みそ蔵です。

以前、子供とカクキューの八丁みそ蔵の見学に行ったことがあります。
岡崎が舞台のNHKの朝の連続TVドラマ「純情きらり」で、八丁蔵通りがロケ地になり、有名になりました。
「純情きらり」は、ほぼ欠かさず、見れない時はビデオに撮って毎日見てました。

半田の蔵と違って、石垣の上に黒板壁があり、その上はしっくい壁という3層構成になっています。
黒板壁の部分は同じで、下見板張りといって、下から板が少し重ねるように張り上げていく工法です。そして、板が反ったりしないよう、縦に等間隔で桟木で押さえてあります。
お客様のご要望だと、外観イメージは真っ黒でなく、白い部分や木の茶色の部分などがアクセントで欲しいということから、半田より、岡崎の蔵のイメージのほうが近いかなと思いました。
昔の蔵をそのまま造るのではなく、ガルバリウム鋼板やジョリパットを使って、現代的なデザインにアレンジしたいというので、設計事例の「田原の大屋根の家」に近いかなと思います。
田原という城下町の黒板塀としっくい壁をイメージとした外観です。
今回は当然、プランは異なるので、屋根の掛け方などは変わってきます。

岩手・青森で最大震度6強の地震

昨日深夜、TVを見ていたら岩手・青森で最大震度6強の地震があったと報道されました。
かなりのゆれだったはずで、大きな被害が予想されました。
一夜明け、被害状況をTVで見ました。
けが人は百人を超えたものの、今のところ家屋倒壊等による死者は出ていないとのことで、意外に被害が小さく、ほっとしています。
余震の心配も前回の岩手・宮城内陸地震よりは少ないそうです。
前回は発生深度が浅く、狭い範囲で大きな被害をもたらしたのに対し、今回の地震は発生深度が深く、広範囲に影響を出し、エネルギーが拡散されたようです。
また、前回が逆断層型地震に対し、今回は太平洋プレート内の断裂によるものということで、互いの距離が近いものの、地震の性質は大きく異なっています。
家屋内のタンスやTV等が倒れてけがをした人が相当数に上がっています。
以前にもご紹介しましたが、家具を建物に固定したり、簡単に地震の力を逃がして、倒れにくくする耐震粘着マット等がネット販売やホームセンター等で売られています。
まずは、身近に対策できるところから始めましょう。
今回のように、就寝中に倒れてきたら、下敷きになってしまいます。
建物の耐震性を高めても、完全には家具等の転倒は避けられません。
耐震工法の場合は、置き家具を少なくして、造作家具やクローゼットや物入、納戸を利用するのがいいと思います。
私達は造作家具の場合、特に吊戸棚には耐震ラッチというものをいつも付けています。
地震を感知して、扉をロックし、中の物が飛び出さないようにする装置です。
また、造作家具の扉を引戸にすると、中の物が飛び出しにくくなります。
特にキッチン廻りは陶器やガラスコップなど割れると危険なものが多いため、対策が必要です。
制振・免震工法は家具等の転倒による被害を少なくすることができます。

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