Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

写真家 萩原ヤスオさん

豊橋在住の写真家、萩原ヤスオさんから、寒中見舞い葉書が届きました。
私が以前、設計した2つの建物の竣工写真を撮影していただいた方です。
このHPにも掲載している「田原の大屋根の家」と「陽だまりの家」です。
私が撮影した写真も少し、混じっていますが、ほとんどが、萩原さんが撮影したものです。
本来は、撮影者の名前も写真にくっつけるべきでしょうが、すっきりしないので、省かせてもらっています。
また、その承諾を萩原さんから、いただいているので、遠慮なく使わせてもらっています。
その代わり、お礼の意味もこめて、勝手にこうしてPRさせていただいています。
萩原さんが主宰するスタジオは、萩原ヤスオ写真事務所という名称なのですが、残念ながら、HPがありません。メールはこちらinnertraveller@nifty.com
当たり前のことですが、やはり、プロのカメラマンが撮った写真は、違います。
空間の魅力を引き出してくれますし、特に夜景や夕景の写真は美しいです。
特に、萩原さんは自身を「インナートラベラー=内面旅行者」と称したアーティストでもあるので、建築写真以外にも、題材を変え、個展も開いていらっしゃいます。
昨年の豊橋市美術博物館で行われた個展
全国を飛び回って活躍され、東京でも個展を開催されています。
また、写真教室の先生もやっていらっしゃいます。

「ツカズハナレズのHANARE」 基本設計完了

「ツカズハナレズのHANARE」を設計中の岡崎のO様と打合せをしました。

外観パース(完成予想図)を作って、外観の色や格子のバリエーション、窓の大きさを変えたものなど複数案提案しました。

「ツカズハナレズのHANARE」では、今までは、模型しか作っていませんでした。
模型は、「立体感がつかめる、いろんな角度から眺められる」など、いいところは当然あるのですが、外壁の色などバリエーションを複数作るのは向いていません。

「パースはとても分かりやすい」と好評でした。がんばって作ったかいがありました。
中庭↓ 右が既設母屋で左がHANAREです。HANAREの大きな掃き出し窓には可動ルーバー付き雨戸を付けて、プライバシーとコミュニケーションのコントロールをします。

外壁は当初、コンクリート打ち放しの風合いをもつラムダ(押出成形セメント板)を考えていました。
それは、既設車庫との調和や、車庫側にぎりぎり接して建てるため、建物の内側から施工できる点から選んでいたのです。
最終的には、塗装ガルバリウム鋼板に決まりました。色はシルバーメタリックの予定です。
母屋に住む、お父様達の了解が得られれば採用となります。

黒っぽい「ギングロ」の案も作りました。
「かっこいいけど、中庭が暗くなるし、既設との調和がとれない」という理由で、却下されました。
他にもプランなどの打合せを踏まえ、基本設計完了となりました。

ハウスメーカーの家づくり その2

昨日に続き、ハウスメーカーの家づくりの特徴を書きます。
ハウスメーカーとはメーカーという名前の通り、家を「工業製品としての商品」と考え、「家を売って、作る(建てるというよりは)」会社です。
現にダイワハウスの正式名は大和ハウス工業です。
本来、工場で大量生産された工業製品なので、安くなるのが普通ですが、実際はその逆です。
大組織ほど、有名タレントを使ったCM・広告宣伝費やモデルハウスなどの莫大な固定経費がかかる高コスト体質になっているからです。
実際の工事費は契約金額の4~5割と言われています。
ハウスメーカーは他社との差別化を追求し、独自の工法を生み出してきました。
他社にマネをされないように特許をとって企業秘密とし、自社しか施工できないようにしました。
これを木造在来工法のようにだれにでも工法がオープンにされていることに対し、クローズド工法といいます。
これは、増改築やリフォーム時に、工務店やリフォーム会社を自由に選択する際の弊害となる可能性があります。
構造計算も、ブラックボックスになっているクローズド工法なので、どの壁を壊していいか分かりません。
現に、設計中の「ツカズハナレズのHANARE」の隣に建つ、既設の母屋は、鉄骨ユニット工法のハウスメーカーの家で、設計当初、「部屋が暗いので明るくしたい」とリフォーム設計も依頼されましたが、上記の理由により、お断りしました。
他にもいろいろあるのですが、ハウスメーカーの家づくりには、こうしたデメリットもあるのです。

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