ハウスメーカーの家づくり その2
昨日に続き、ハウスメーカーの家づくりの特徴を書きます。
ハウスメーカーとはメーカーという名前の通り、家を「工業製品としての商品」と考え、「家を売って、作る(建てるというよりは)」会社です。
現にダイワハウスの正式名は大和ハウス工業です。
本来、工場で大量生産された工業製品なので、安くなるのが普通ですが、実際はその逆です。
大組織ほど、有名タレントを使ったCM・広告宣伝費やモデルハウスなどの莫大な固定経費がかかる高コスト体質になっているからです。
実際の工事費は契約金額の4~5割と言われています。
ハウスメーカーは他社との差別化を追求し、独自の工法を生み出してきました。
他社にマネをされないように特許をとって企業秘密とし、自社しか施工できないようにしました。
これを木造在来工法のようにだれにでも工法がオープンにされていることに対し、クローズド工法といいます。
これは、増改築やリフォーム時に、工務店やリフォーム会社を自由に選択する際の弊害となる可能性があります。
構造計算も、ブラックボックスになっているクローズド工法なので、どの壁を壊していいか分かりません。
現に、設計中の「ツカズハナレズのHANARE」の隣に建つ、既設の母屋は、鉄骨ユニット工法のハウスメーカーの家で、設計当初、「部屋が暗いので明るくしたい」とリフォーム設計も依頼されましたが、上記の理由により、お断りしました。
他にもいろいろあるのですが、ハウスメーカーの家づくりには、こうしたデメリットもあるのです。





