ハウスメーカーの家づくり その1
先日、来ていただいた岡崎の方は、もともとハウスメーカー数社と打合せをしていらしたのです。
しかし、昨日のブログで書いたような夢のある家づくりのいろんな要望を、投げかけてみても、
「それはできません」
「この中から選んでください」
などど、制約が多く、自由に要望をかなえられなさそうとのことでした。
また、自然素材を使いたいという要望にも、消極的とのことでした。
そこで、設計事務所なら、自由な設計ができるのでは、との期待から、私達の事務所をネットで探していらしたわけです。
ハウスメーカーに、設計の制約が多いのは、宿命です。
構造体が、木造軸組工法(いわゆる在来工法 住友林業など)系以外のメーカーは、特にそうです。
それらのハウスメーカーはよくプレハブメーカーとも言われます。
「プレハブ」とは、プレ(前)・ファブリケーション(工場生産)の略で「現場より前に工場生産された」という意味です。
プレハブには、いろんな種類があります。
家づくりを考えておられる、みなさんも一度は住宅展示場に足を運んだことがあると思いますが、何の予備知識なしで行っても、みんな似たような家が並んでいて、違いがよく分からないと思います。
構造体によって、以下に分類できます。(1社で複数の工法をやっている会社もあるので代表的なものを書きました)
ツーバイーフォー 三井ホーム、輸入住宅
木造パネル工法 エス・バイ・エル、ミサワホーム、積水化学工業等
軽量鉄骨工法 積水ハウス、ダイワハウス、パナホーム、旭化成ホームズ等
鉄骨ユニット工法 トヨタホーム、積水化学工業
コンクリートパネル工法 ウベハウス、大成建設
いずれも、部材が工場生産品で作られるため、運搬、現場搬入、組立などの制約から、構造上の設計の制約が生じます。
また、軽量鉄骨工法は特に、建物自体がもともと揺れやすいため、揺れに追従できる外壁材が限られており、選定の選択肢が少ないです。プレハブメーカーの8割以上がこの工法です。
各社、製品としての家をブランド化、シリーズ化しており、そこから外れる設計は当然、制約を受けます。
次回に続く。





