Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい
浜松市エコハウス「きづきの森」見学 その2
昨日のブログの続きで、浜松市エコハウスの見学について。

エコハウスは様々な環境などに対する配慮を行ってあります。

↑風が常時吹くという地域性を生かして、袖壁を設けて、風を窓から取込みやすくしています。

↑日差しをカットする大きな庇。

↑木製掃き出し窓に設けられた、木製の防犯も考慮した通風ガラリ雨戸兼網戸。

↑断熱性を高める障子。桟が極端に少ないので和っぽくなくモダンな印象です。

↑窓際床の一部をタイルとして、蓄熱させます。夏は日差しが庇でカットして、ひんやりします。

↑木片チップを燃料としているペレットストーブ。温風の一部は床下へ送られます。

↑2階の大きな西窓に設置された、よしず張りの網戸。
他にもいろいろと参考になりました。
浜松市エコハウス「きづきの森」見学 その1
昨日のブログの続きです。
輻射式冷暖房のエコウィンのモデルハウス見学後に、浜松市が建てた環境配慮型住宅「きづきの森」を見学しました。

全国で20自治体が、環境省から選定され、エコハウスモデル事業の1つとして、補助金で建てられたものです。
2週間前に見学した飯田市のエコハウスもそのうちの1つです。
設計は浜松の藤田昌弘さん(有限会社住環境研究所)です。
太陽熱を利用したソーラーシステムを採用していますが、浜松=OMソーラー(浜松に本部があります)と思いきや、藤田さんが矢崎総業(株)と共同開発した「FITZ Solar(フィッツソーラー)」というパッシブソーラーシステムを採用しています。
ちなみに、矢崎総業(株)は古くから太陽熱温水パネルや空調機、メーターや電線などを製造しているグローバルなメーカーで、私の設計事務所修行時代には、大変お世話になった会社です。
アイススケートの大会スポンサーとして、よくリンクサイドに大きく「YAZAKI」と出ています。

奥に見える2階建て部分の屋根の上に太陽熱温水パネルが乗っており、太陽熱を利用して、不凍液を温め、それを床下に設置された空調機に送り、床下に温風を吹き出すしくみで、給湯にも利用しています。
床下暖房なので、床暖房になっており、一部は、OMソーラーや床下冷暖房のCCFスタイルのように、床に設けられた吹出口からも温風が吹き出します。

OMソーラーと似ていますが、OMソーラーは屋根に乗せた太陽熱温水パネルで暖められた空気をそのまま、ダクト(空気を送る管)を通して、床下へ送っています。

↑廊下床の一部が透明になっていて、温風が出ているところが見られます。

↑2階階段上部に設けられた筒型のようなものは、上部にたまった暖気を床下へ送るためのダクトです。
次回に続く。








