Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「下山の光庭の家」 西日よけの大きな庇で節電

「下山の光庭の家」の現場へ。
玄関やアプローチのある反対側である西側に、外縁(そとえん)と、それにつながるスロープが設置されました。
高齢になって、足腰が衰えたりなどの場合に、バリアフリーで室内に入れる「サブ玄関」としても機能します。

外縁から室に入れます。
外縁の上には大きな庇を設けて、西日よけとしています。
私たちの設計では、基本的に、西日のあたる西側には、なるべく窓を設けないようにしています。
とはいっても間取り計画上、部屋が西にしか面しない場合もありますので、法的に必要となる採光や通風のために、設けたとしても、小さい窓にします。
縦長の窓よりは、窓上に庇を付けて、横長の窓にしたほうが、同じ窓面積なら、西日が後者のほうが、より入りにくくなります。
今回のように、大きな掃き出し窓を設ける場合は、このように大きな庇を設け、さらに、日射を防ぐLow-Eガラスサッシ(昨日のブログ参照)にするようにしています。
よしずを立てかけたり、すだれを庇にぶら下げることも可能です。

「自作自然の家/岡崎」 窓で節電 その2

昨日のブログの続きです。
サッシは樹脂アングルかつ断熱構造アルミサッシのYKK AP製のエイピアJとし、ガラスはLow-E(ロウイー)ペアガラス(空気層をはさんだ2枚ガラス)としています。
アルミは熱を伝えやすいので、外部側のアルミ部材と室内側のアルミ部材の間に熱の伝わりをブロックする断熱樹脂がはさまっています。
また、室内側の木製窓額縁と接する部分は、樹脂アングルという樹脂で固定されているので、アルミアングルに比べて、結露が付きにくくなっています。
窓の種類には、外側がアルミで、内側が樹脂というアルミ樹脂複合サッシや、全て樹脂という樹脂サッシ、木で作られた木製サッシというものもあり、断熱効果、結露対策効果はさらに高まります。
(価格も高まります・・・)

Low-Eガラスとは、「Low=低い E=Emissivity放射」という意味で、省エネガラスです。
ほとんど見えない極薄い金属膜により、太陽の日射が室内に入りにくくします。
窓から逃げる冷気、暖気を抑え、冷暖房効果を高めます。

Low-Eガラスには、金属膜を外側に設けた「遮熱型」と内側に設けた「断熱型」があります。
上記の図は「遮熱型」です。
下記もごらんになるといいです。
YKK APのホームページ「窓で節電」

「自作自然の家/岡崎」 窓で節電 その1

「自作自然の家/岡崎」 の現場へ。

制震テープ(過去ブログ参照)を張りながら、その上から、耐震パネルのモイスTM(過去ブログ参照)を張っています。

サッシが設置されました。
2階リビングから見ると、南と西に大きな窓があり、開放的です。
今は、緑が見えるいい眺めですが、将来、何が建つか分からないということもあり、リビングを2階にしました。
庭代わりの大きなウッドデッキのバルコニーが西にある(南バルコニーは奥行が小さい)ので、西にも大きな窓を設置しました。
西窓の上には、大きな庇を設置して、西日よけとしますが、西日は低い太陽角度で入ってくるので、夏には、よしずを立てかけるとか、すだれをかけるなどの西日対策が必要です。
窓の内側でカーテンやロールスクリーンで西日を遮るよりも、窓の外で遮ったほうが、室内に熱を取り込まないため、より効果的です。
おしゃれなカフェなどに設置してあるオーニングも設計中に検討しましたが、どうも和モダンデザインの外観に似合わないし、強風時には、たたまないと壊れるので、庇にしました。
よっぽど暑い時は、雨戸があるので、西窓だけ、閉めてもらうこともできます。

よしずやすだれは、節電対策で売れているそうですね。
光や視線は遮らずに、熱を遮ることができます。
昨日は障子について書きましたが、これも日本人の知恵ですね。
よしずやすだれの似合う、和モダンの家になると思います。
次回に続く。

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