Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「集まる家/刈谷」 タイトルの由来 「集まる」その3

「集まる家/刈谷」のお施主様と打合せしました。
先日行った、ボーリング地盤調査とスウェーデン式地盤調査の結果を報告しました。
液状化試験の結果はまだです。
間取りは固まったので、各部屋の展開図(東西南北の4面を見た図)を書いて、窓の大きさや設置高さ、木製建具や造作家具などについて、打合せしました。

ここからは、この家のタイトルに入っている、「集まる」とは、どういう意味かの説明3回目です。
計画案プレゼン時に書いた文章を部分的にアレンジして転記します。

太陽光が集まる
 敷地条件などの制約から、南道路に平行に建物を配置した結果、かなり西に向いた家になっているため、朝日、午前の光、午後の光が集まる工夫を考えた間取りや窓の配置や大きさ、引戸の多用、吹抜や吹抜縁(すのこ床)、越屋根、空縁(ロフトレベルに設けたすのこ床)を設けた断面構成としています。
屋根の上にポコッと突き出た、越屋根の窓から、太陽光を取り入れ、吹抜を通して、LDKを明るくします。
ライトウェル(光井戸)と呼ばれる設計手法です。
南東角に玄関を配置しているので、太陽光が入りやすい、大きな引違玄関戸とし、その光が、ホール間仕切にガラスを通して、LDKを明るくします。
 太陽光発電パネルの発電効率のいい向きや角度になるべく近くなるようにしています。
  
太陽熱が集まる
 冬に大きな断熱型Low-Eペアガラス面から太陽熱を取得して、家をあったかくします。
 蓄熱性のある断熱材や仕上げ材を使うことも考えていきます。
 太陽熱温水パネルの設置可能性も検討します。

風が集まる
 家の中を東西に、南北に、上下に縦横無尽に風が通るよう、開放的な間取りや引戸の多用、引戸上の通風採光ランマを設置します。
 風が来る方角に窓を設け、風を集めます。
 2階東窓は、90度開けた時に、開けたサッシに風が当たることによって、風を集める縦すべり出し窓です。
 風を集めるためには、風の出口が必要です。
 風が来る方角の反対側にも、入ってくる窓の大きさに見合った窓の大きさが必要です。
 越屋根の窓は、風を集めることもありますが、吹抜内温度差による上昇気流を創り出し、風の出口となります。
お金が集まる
 省エネでメンテナンスが楽な家は、ランニングコストやメンテナンスコストを減らします。
 快適性の高い家は、病気をすることが少なくなり、医療費を減らします。
 太陽光発電パネルで売電します。
以上で、「集まる」の意味の説明を終わります。

「(仮称)土岐の家リフォーム」 大規模リフォーム

幼い頃に住んだ、岐阜県土岐市駄知町に住むお客様から、大規模リフォームの相談がありました。
冬頃から電話でのやりとりを何度もしていましたが、いよいよ、本格的にスタートしたいとのことです。
土岐市役所に敷地法規制やインフラなどの調査に行きました。
耐震改修補助金やバリアフリー改修による補助金や固定資産税減税のことも調べました。
母校多治見北高のすぐ北に建つ、岐阜県東濃土木事務所へ。
そして、多治見法務局で既存建物の登記を調べました。
午後から、駄知町のお客様宅へ。
昔、私が幼い頃住んでいたところに、わりと近いところでした。
ご要望を伺ったり、現地調査しました。
2回の増築を重ねており、一番古いのが、大正時代。他は、昭和20年代や30年代。
図面がない棟は、間取りを書き写してきました。
次回、精密調査の予定です。

「囲む家/安城」 シーリングファン設置

「囲む家/安城」の現場へ。

↑内部では、吹抜天井にシーリングファンが設置されました。
冬、暖まった空気は上がるので、羽根を回して、暖まった空気を下します。
この家は、薪ストーブの家なので、暖かいと思います。

夏は、逆回転させると、上昇気流が生まれて、1階の南窓と2階の北窓を開けると、風の通り道ができやすくなります。
2階に並んだ、個室のランマを風が通っていきます。
3つの個室間は、取り外し可能な建具で仕切るので、吹抜側の引違戸も外してしまうと、吹抜と一体となった、大きな空間があらわれます。

1 460 461 462 463 464 1,093