Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「SAIKOの家/湖西」 プレゼン案 その3(子世帯)外部

昨日のブログの続きで、「SAIKOの家/湖西」 プレゼン案の子世帯の家の外部をお見せします。

大きな軒と大きな西袖壁により、北西からの強風を防ぎます。そのコンセプトを明快に表し、また耐久性を向上させるため、大きな袖壁のある西面は、屋根と同材のガルバリウム鋼板を張ります。

親世帯の屋根を切妻として、子世帯への日当たり、通風、圧迫感に配慮しています。
子世帯はロフトを設けることができるよう片流れ屋根です。

玄関ポーチは強い風に守られた板壁で囲います。自転車も置けます。

北からの強い風をロフトまである高い壁で防ぎ、中庭や親世帯を守ります。

枕木による車止めのある駐車場奥に、ポーチ庇と一体となった大きな庇を設け、雨天時に濡れずに、トランクへの物の出し入れができます。

ポーチへ自転車やベビーカーを持ち込みやすいよう、また将来のバリアフリーに配慮して、スロープになっています。暗くなりがちな大きな庇にはトップライト(明かり窓)を多く設け、1階北窓への採光にも配慮しています。

家の東はバックヤードです。

強い西風を遮るよう、西側だけ大きな袖壁を出しています。

大きな袖壁と庇に囲まれたバルコニーの下は、ウッドデッキの物干し場です。
次回に続く。

「SAIKOの家/湖西」 プレゼン案 その2(親世帯)

昨日のブログの続きで、「SAIKOの家/湖西」 プレゼン案をお見せします。

屋根を外した模型です。間取りが見られます。
手前が親世帯の家、奥が子世帯の家です。
親世帯は大小、4つの庭(南庭、北庭、西庭、バスコート)と1つのバックヤード(ゴミ置場、外物置場)があります。
敷地の向きがかなり西を向いていますが、家は真南に向いているので、残地である三角形の庭がいくつも生まれています。

勾配や長さの違う変形切妻屋根を東棟と西棟で組み合わせています。

親世帯には、同居する高齢の妹さんもいるので、各々の世帯の独立性を保つために、東棟と西棟に分かれています。
玄関を中央にして、共有していますが、浴室以外は各々の世帯にあります。

↑門扉を入った正面が玄関です。
雨の時は、西棟の軒下を歩いてアプローチすることもできます。

↑玄関前のポーチは、外縁(ウッドデッキ)とし、2つの世帯がつながっています。

↑将来、車いすが必要になった時は、スロープを設置すれば、行き来が容易になります。


屋根形状をあらわした勾配天井の開放的なLDKに、続き和室や寝室が隣接しています。
続き和室と寝室の間は、間仕切戸として、外せば、1室になり、開放することもできるようにして、将来の介護、非介護や別寝室対応など、フレキシブルな間取り変更に備えています。

↑和室のほうが、浴室やトイレに近いので、和室の薄畳をフローリングに変えれば、介護室に変えやすいです。
次回に続く。

「SAIKOの家/湖西」 プレゼン案 その1

「SAIKOの家/湖西」のプレゼン(過去ブログ)結果は、お客様が地元の工務店に依頼するとのことで、残念ながら…ということになりました。

せっかくなので、どんな家をプレゼンしたか、見ていただきたいと思います。
計画案プレゼン時に書いた文章を転記します。

お互いが、家族内や世帯間で、気を使うことなく、ストレスを感じず、おだやかに、心安らかに暮らせる、3つの家を考えました。
  各世帯と「つかず離れず」のいい関係を築き、お互い気兼ねなく、気持ちよく暮らすためには、干渉せず、また、干渉されないよう暮らせるのがいいのではと考えます。
  そのためには独立性の高いことが重要です。
  いい関係を築ければ、互いの家への行き来の交流が豊かで、楽しいものとなります。

SAIKO 最高
  各世帯にとって、この上ない、最高のすばらしい家にしたいと考えます。
 愛着がわいて、「この家サイコー!」と誇りに思える家にしたいです。

SAIKO 再考
  新しい家によって、世帯間や世帯内の家族のありかた、コミュニケーションのしかた、介護やお子様のめんどうや教育などを再考する機会が生まれます。
 
SAIKO 最後
  親世帯にとっても、もちろん、子世帯にとっても、最後の終の棲家となります。
  長期に渡って優良な住宅であり続けるために、以下のような設計上の様々な配慮します。
  構造躯体等の劣化対策
  耐震性
  可変性
  維持管理・更新の容易性
  高齢者対策
  省エネルギー対策

SAIKO 西向  
  親世帯は西棟によって、子世帯は大きな西側の袖壁により、大変強い冬の北西風や西日を防ぎます。
  夏は逆に、南東からの風をつかまえます。
  各々の世帯のポーチは、ポーチ壁や外壁で囲まれ、風が吹き込まないように配慮しています。
  子世帯は家の北側半分に、小屋裏を設けて、家全体を高くし、中庭や親世帯に北西風が入りにくくします。

SAIKO 採光 
 太陽の光をうまく採り入れられるように、また、西日をあまり入れないように、建物の向きを、ほぼ真南に向けます。
 朝から、光が入ります。
 庇の効果(夏は太陽高度の高い暑いひざしをカットし、冬は太陽高度のも得られやすいです。 
次回に続く。

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