Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

専攻建築士[統括設計専攻(戸建住宅)]に登録されました

私は、公益社団法人 愛知建築士会の会員です。
上部全国組織である、公益社団法人 日本建築士会連合会が、全国の建築士会にむけて、専攻建築士制度という制度を設けています。

私は、一級建築士はもっていますが、世の中には、いろんな職種についている建築士がいます。
一級建築士の資格をもっていても、運転免許証のペーパードライバーみたいに、全然実務をやっていないひともいるわけですし、実務をやっていても、設計とは限らず、現場監督、学校の先生、公務員などいろいろです。
この制度は、この建築士はどんなことが得意分野かを、一般の方たちに知ってもらうためという目的もあります。
登録申請をして、8つの専攻領域のうちの、統括設計専攻(戸建住宅)に登録されました。(実績写真などを送る必要があり、審査もあり、だれでも登録できるわけではありません)

太陽熱温水器メーカーのチリウヒーター岡本ソーラーハウス見学

昨日のブログの続きで、太陽熱温水器メーカーのチリウヒーターの見学です。

「通る家/岡崎」のお施主様と、岡本社長邸を岡本ソーラーハウスと呼んでいるソーラーモデルハウスを見学させていただきました。
さまざまな自然利用を試みた実験ハウスです。
ハイブリッドソーラーハウスとして、屋根にのせた太陽熱温水器(強制循環式タンク地上設置型)であたたまった不凍液を、1階の床コンクリート内にめぐらせた管に流し、床暖房として利用しています。
床下空間がなく、フローリングの下はすぐに蓄熱コンクリートになっています。
(床下空間を設ける方法もあるそうですが、熱効率が落ちるので、お勧めは床下空間なしだそうです)
ダイニングの南にある、ぶどう棚は夏は、生茂る葉で、強いひざしをさえぎり、冬は葉が落ちて、あたたかい日射を取得できます。

この家で、自然利用している、また、実験したもの
↑トロンブ壁(コンクリート壁への蓄熱)
空気集熱暖房
地中熱利用クールチューブ
全ての生活水に井戸水利用(この家では水道をひいていません!)
井戸水エアコン
太陽熱ダイレクトゲイン蓄熱石材ダイニング床
生ごみや庭の雑草の自然堆肥化
岡本社長が書いた、「体にいちばん快適な家づくり」を読んだことがあります。(うちの事務所にあります)
実験ハウスなので、うまくいかなかったものもあり、こちらや本に成果が書いてあります。
社長から、井戸水のよさを力説されました。
設計中の「通る家/岡崎」では、旧居解体したら、直下に井戸が見つかったのですが、新居の基礎と干渉するので、お祓いして埋めました。
新たに井戸を掘る計画をしています。
数年前に断熱リフォームで外壁をはがして、分厚い断熱材(新聞紙粉砕繊維のセルロースファイバーを吹込み、壁内充填+付加断熱)を入れたら、格段に快適になったそうです。
チリウヒーターのセルロースファイバー(COCOON)を採用したことがあります。
自作自然の家/岡崎」のセルロースファイバー工事時の過去ブログ
回廊の家/岡崎

太陽熱温水器メーカーのチリウヒーター本社見学

「通る家/岡崎」のお施主様と、太陽熱温水器メーカーのチリウヒーターを見学しました。愛知県知立市の本社を訪れました。
この日の前にも、私だけで、「集まる家/刈谷」の竣工写真の撮影の合間に行ってきました。
自然エネルギー利用というと、今は、太陽光発電ばかりが注目されていますが、昔から使われている太陽熱温水器が、太陽を利用するシステムの中で、1番エネルギー効率が良いことが実証されています。
チリウヒーターは、太陽熱温水器を日本で最も古くから作ってきている、最も歴史のある太陽熱利用メーカーです。太陽熱温水器大きく分けて、3種類あります。

↑もっとも一般的な、昔からある、自然循環式
パネルとタンクが一体になっていて、温められた水は軽くなって上がり、冷たい水は下がるという自然の原理をそのまま使い、電気の力がなくても稼働します。
パネルの形が平らなので、平板式といいます。強化ガラスパネルがのっています。

↑パネルの形が、筒状になったガラス管が並ぶ、真空管式。コストが安いです。
チリウヒーターでは、パネルとタンク一体式しかないですが、他メーカーではパネルとタンク分離型もあります。

↑本社屋上に設置された、平板式のパネルとタンク分離型。強制循環式といいます。
メーカーは違いますが、「回廊の家/岡崎」と「ホワイトアクア/西尾」に設置したのは、タンクを地上に設置したこのタイプです。
屋根にタンクがないので、ぱっと見、太陽光発電パネルのように見えて(設置面積は少なくてすみます)、見栄えがよく、重いタンク荷重が減りますので、耐震上も有利ですが、最もコストが高いです。
太陽光発電は、共働き家庭の場合は昼間、家にいないので、創った電気は家ではあまり使えず、電力会社に売るだけとなります。
夜には発電しないので、蓄電池がなければ、自分の家で創ったエネルギーが、自分の家ではあまり使えないことになります。
電気料金の引き落とされる金額が減るという形で、太陽の恩恵を感じることになります。
一方、太陽熱温水器は、自分の家で創ったエネルギーが、自分の家でそのまま使えるのです。
太陽のありがたみを直接、実感すると思います。
家庭のエネルギー代のうち、1/3は給湯に使われています。
それが、太陽熱温水器をつければ、半分近くは太陽がわかしてくれるので、節約にもつながります。
太陽光発電よりも設置コストが安く、投資回収にかかる年数が短いです。
電気はとても便利で身近、現代の生活には欠かせないエネルギーです。
電気でしか動かせないもの、パソコンや冷蔵庫、エアコンなどたくさんあります。
しかし、わざわざ上質のエネルギーである電気を使わなくても、お湯をわかせることはできるのです。
他にも、こんなメリットが。
太陽光発電と太陽熱温水器の比較
太陽光発電は今年度から国の補助金がなくなりました。
太陽熱温水器も国の補助金はないですが(ネットゼロエネハウスを除いて)、自治体によっては補助金を出しているところもあります。
愛知県では、知立市、安城市、蒲郡市、東浦町、新城市、春日井市、扶桑町です。
次回に続く。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
1 324 325 326 327 328 1,093