Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

太陽熱温水器メーカーのチリウヒーター本社見学

「通る家/岡崎」のお施主様と、太陽熱温水器メーカーのチリウヒーターを見学しました。愛知県知立市の本社を訪れました。
この日の前にも、私だけで、「集まる家/刈谷」の竣工写真の撮影の合間に行ってきました。
自然エネルギー利用というと、今は、太陽光発電ばかりが注目されていますが、昔から使われている太陽熱温水器が、太陽を利用するシステムの中で、1番エネルギー効率が良いことが実証されています。
チリウヒーターは、太陽熱温水器を日本で最も古くから作ってきている、最も歴史のある太陽熱利用メーカーです。太陽熱温水器大きく分けて、3種類あります。

↑もっとも一般的な、昔からある、自然循環式
パネルとタンクが一体になっていて、温められた水は軽くなって上がり、冷たい水は下がるという自然の原理をそのまま使い、電気の力がなくても稼働します。
パネルの形が平らなので、平板式といいます。強化ガラスパネルがのっています。

↑パネルの形が、筒状になったガラス管が並ぶ、真空管式。コストが安いです。
チリウヒーターでは、パネルとタンク一体式しかないですが、他メーカーではパネルとタンク分離型もあります。

↑本社屋上に設置された、平板式のパネルとタンク分離型。強制循環式といいます。
メーカーは違いますが、「回廊の家/岡崎」と「ホワイトアクア/西尾」に設置したのは、タンクを地上に設置したこのタイプです。
屋根にタンクがないので、ぱっと見、太陽光発電パネルのように見えて(設置面積は少なくてすみます)、見栄えがよく、重いタンク荷重が減りますので、耐震上も有利ですが、最もコストが高いです。
太陽光発電は、共働き家庭の場合は昼間、家にいないので、創った電気は家ではあまり使えず、電力会社に売るだけとなります。
夜には発電しないので、蓄電池がなければ、自分の家で創ったエネルギーが、自分の家ではあまり使えないことになります。
電気料金の引き落とされる金額が減るという形で、太陽の恩恵を感じることになります。
一方、太陽熱温水器は、自分の家で創ったエネルギーが、自分の家でそのまま使えるのです。
太陽のありがたみを直接、実感すると思います。
家庭のエネルギー代のうち、1/3は給湯に使われています。
それが、太陽熱温水器をつければ、半分近くは太陽がわかしてくれるので、節約にもつながります。
太陽光発電よりも設置コストが安く、投資回収にかかる年数が短いです。
電気はとても便利で身近、現代の生活には欠かせないエネルギーです。
電気でしか動かせないもの、パソコンや冷蔵庫、エアコンなどたくさんあります。
しかし、わざわざ上質のエネルギーである電気を使わなくても、お湯をわかせることはできるのです。
他にも、こんなメリットが。
太陽光発電と太陽熱温水器の比較
太陽光発電は今年度から国の補助金がなくなりました。
太陽熱温水器も国の補助金はないですが(ネットゼロエネハウスを除いて)、自治体によっては補助金を出しているところもあります。
愛知県では、知立市、安城市、蒲郡市、東浦町、新城市、春日井市、扶桑町です。
次回に続く。

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