Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「ツカズハナレズのHANARE」 狭小空間での収納スペースの確保

「ツカズハナレズのHANARE」を設計中の岡崎のO様と打合せしました。
前回、収納する物の寸法を測ったので、それが、納まるかどうか、平面図と展開図を作成して、図中に書き込んだ資料をお見せしました。
なんとか、入ったものの、これからお子さんが成長するにつれ、どんどん物は増えていくので、必要最低限はHANAREに置いて、他は母屋に置くように薦めました。
本が多い家なのですが、母屋ではなく、HANAREに置きたいとのことで、工夫を考えることになりました。
階段の手摺壁厚を利用した本棚も提案したのですが、それでは文庫本しか入らないので、それより大きい本は、ダイニングの床に床下収納として納めることにしました。
以下はその手法です。
この家はスキップフロアになっており、1階の床に2つのレベルがあります。上のレベルは60cm上がっており、メインのLDです。下のレベルはキッチンです。
このレベル差を利用して、対面キッチンとなっているLDの床に座ると(足元は掘り込まれている)、ちょうど食事をするのにいい高さなのです。

そこで、この座る床の部分をフローリングとせず、細長いクッション付きの蓋として提案しました。この蓋を開けると本が入るのです。キッチンカウンターはL型となっており、座る部分もL型になるので、L型の床下収納となるのです。

パン屋さんの土地探し その2

以前から計画をすすめている、パン屋さん(私の同級生が脱サラして開業)の土地について、候補が見つかったと連絡がありました。
土地代が予算オーバーしているので、建物のほうで、以前提出した概算から、大幅に減額できないかとの相談でした。
土地探しが始まる前に、こんなプランの入る土地で、北側道路がいいのではと、概算とともに提案したことがあります。
今回見つけた土地に、この計画時のプランをあてはめてみると、東西、南北共、無駄に大きいことが分かりました。将来増築を見越しても、大きすぎます。
北側幹線道路という条件はいいんだけどねえ。
なぜ北側かというと、日が当たらないから商品が傷みにくいからです。夏場の省エネにもなりますし。西道路は西日が商品に当たるので止めたほうがいいとアドバイスしました。
また、2階に住宅を乗せるのですが、北側道路なら、窓が少なくて済む(開放できる天窓(屋根に付けた明り窓)にすれば、無窓にできる)ので、ファサードデザイン(=店舗の「顔」)の自由度が高まりますし、看板も壁面に付けやすいです。
南道路は一見よさそうですが、住宅のバルコニーや大きな窓を設ける必要性があることから、ファサードデザインの自由度が下がりますし、住宅を乗せたいわゆる「下駄履き店舗」に見えて、安っぽくなってしまう可能性があります。
建物を大幅に減額するプランも作って送りましたが、当然、店舗面積も住宅面積も減り、妥協しなければならないことが多数出てきます。
そこで、建物は変えずに、もっとコンパクトな他の土地を探したほうがいいよとアドバイスし、その方向で進むことになりました。

2008.10.30「店舗
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

岡崎市図書館交流プラザ「りぶら」がもうすぐ開館

岡崎市図書館交流プラザ「りぶら」がもうすぐ開館します。
11月1日オープンです。
待ちに待ってやっとできたと喜びでいっぱいです。行くのが楽しみです。

岡崎市民は知っていると思いますが、康生通りの旧郵便局跡地の伊賀川沿いです。
岡崎城のある、岡崎公園の国道1号をはさんで反対側で、伊賀川の橋を渡る時に見えます。
下の模型は最近まで、岡崎市役所に飾ってありました。(昨日行ったらなくなっていました)
伊賀川に降りられるようになっており、親水空間が生まれ、憩いの場となります。

今までの図書館は市内の南寄り(岡崎警察署近く、イオン近く)にあるので、うちの事務所からはちょっと遠く、そちら方面に行った時に寄るくらいでした。
新しい図書館はずっと近いので、車で10分以内で行けます。駐車場の収容台数も大幅に増えるのでうれしいです。今までの図書館は駐車場が小さくて、駐車待ちをしなくてはならずかなり不便でした。

蔵書や規模も大幅に増えます。ホールやスタジオ、岡崎むかし館、内田ジャズコレクション、カフェ・レストランも併設され、単なる図書館ではなく、一大文化拠点になります。
これにより、人の流れが変わり、少しでも、康生通りのにぎわいが復活すればいいと思います。
これだけの規模ですが、建物高さを抑えてあります。それは、岡崎城とそのずっと北にある徳川家の菩提寺である大樹寺の門までの間を岡崎市では「ビスタライン」と位置づけ、高い建物が建たないように規制しているからです。
下の模型の屋根の黒っぽいラインは、「ビスタライン」をデザインに取り込み、「お城通り」という名の通路になっており、視覚的も意識できるようになっています。

こちらはプラン
設計は大手設計事務所の佐藤総合計画を主とするJVです。

1 1,032 1,033 1,034 1,035 1,036 1,093