「ステージハウス」 プレゼンテーション
今日は安城のお客様に、「(仮称)豊田の家」をプレゼンテーション(計画提案)しました。

正式タイトルは「ステージハウス」です。
このタイトルを付けた理由は3つあります。
まず第一に、バルコニーや外縁が「舞台=ステージ」のように、高く張り出していることです。
敷地が北側へゆるやかに傾斜しており、敷地の南北で1.2mの高低差があります。
この家は2世帯住宅で、1階を親世帯、2階に自分達家族としており、1階はバリアフリーのため、全て段差なしにする必要がありました。
そのため、北側の地盤を基準に床の高さを決めると、必然的に、建物の南側では、地面から床が高い位置になります。
室内と同レベルでつながる外縁が、高い舞台のようになるのです。
その上には、リビングの南に張り出すバルコニーが乗っています。

第二に、2世帯住宅の各々の生活の舞台をステージと呼び、階で分けていることです。
お互いに気兼ねない生活のためには、心理的な距離感が必要です。
一方、親子だからコミュニケーション豊かに暮らせるということもあります。玄関や水廻りは共有していることから、動線の接点となり、自然なコミュニケーションが生まれます。
人生の舞台「ステージ」を共に、素敵に、幸せにおくってほしいという願いを込めています。

第三に、ライフステージに対応できる住まいということです。
これから、生まれてくるお子様たちの各成長段階や、同居する親たちの将来を考えて、各部屋を誰々の部屋などと固定化せず、フレキシブル(融通性)に入居する人を替えていくことができます。
この考えは、私達が設計する家では、全て共通しています。
ですので、部屋名には、一般的によく使われる「主寝室」や「子供部屋」、「老人室」など、入る人によって決まる名前でなく、「室1」、「室2」、「室3」という番号で呼び分けています。





