「ステージハウス」 について
昨日のブログに続き、「ステージハウス」の説明をします。

西隣には既設の平屋(一部屋根裏収納)の母屋が建っており、これよりも高い建物としてはいけないという地域の暗黙のルールがありました。それについては過去のブログをご覧ください。
そこで、まずは、屋根勾配を緩くするためにガルバリウム鋼板葺きとしています。
瓦屋根では、瓦を1枚ごとに下から重ねて葺いていくため、緩い勾配では、雨水が浸入してしまいます。
勾配の表し方として、4寸勾配などといいますが、水平に10、垂直に4上がる角度をいいます。
地域ごとに屋根勾配は違います。
この地域は4~5寸勾配が多いと思います。瓦屋根の場合、最低4寸勾配以上必要です。
今回の屋根の角度は0.8寸勾配です。0.3~0.5寸勾配までなら、普通の金属屋根で対応できます。
北側にがけがあり、森があるため、箱のような建物だと、屋根に葉っぱがたまってしまうので、母屋側を低くし、樋の総延長を減らせる片流れ屋根としました。
さらに、樋には葉っぱが詰まらず、雨水だけを通すネットを付ける提案をしました。

また、階の高さ(=階高)も通常よりも低くしました。
1階はリビングではなく、寝室や水廻りなので、高い天井高をあまり必要とせず、普通よりも階高を抑えることができます。
1階の階高が低いメリットとして、2階への階段段数が減らしたり、緩い角度の階段にすることができるということがあります。
毎日のことですので、上がり降りが楽な方がいいです。
特に、小さいお子様がいらしゃしゃる家では特に。
若干ですが、階高が低い分、建材も面積が減るので、コストも抑えられます。





