Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

ライフスタイルシート その1

昨日のブログで、「ライフスタイルシート」のことについてふれたので、詳しい説明をします。
計画案依頼をしていただいたお客様に書いていただくものです。
ハウスメーカーや工務店でも似たようなものはあると思いますが、ずっと簡単なもので、設計に関わる直接的な設問だけというところが多いのではないでしょうか。
例えば、
部屋数は何LDKで、各部屋の大きさは?
和室は必要ですか?
キッチンはどういうスタイルがいいですか?
など。
私たちのシートは違っています。
どうしてこんなことまで聞くのかと思われるかもしれない設問も多くあります。
それは、ご要望の奥にあるバックグラウンド(背景)をなるべく知って、ご家族にフィットする最適な提案をしたいからです。
ご要望が、書かれていなかったり、お話されない場合でも、こういう生活をしているなら、こういう要望があるだろうから、こういう提案は受け入れられるんじゃないだろうかなどと考えるもとになっているのです。
初回打合せで、どんな家にしたいかはおおよそは伺いますが、ご自分たちで書くことによって考えをまとめることができます。
どんな家にしたいか考えがあいまいなご家族にとっては、こんな家にしたいという家族で話し合うきっかけにもなると思います。
エクセルデータなので、お客様によっては、手書きでなく、パソコンで入力したほうがいいという方には、データも差し上げています。A3版データとA4版データがあります。
書いていただいた後に、書かれた内容に対して、私たちが質問をたくさん用意するので、次回打合せまでに、受け取ったり、送ってもらうようにしています。
データ記入していただいた場合は、メールに添付して記入したものをもらいます。
手書きの場合は、FAXがあれば、FAXしてもらいます。
スキャナーに読み取って送ってくださる方もいますし、郵送の方もいます。
次回打合せまでに敷地調査を行うことが多いので、その時に受け取ることも多いです。
改訂しながら使っていますが、現在はA3版で5枚あります。
そのうちの1部を紹介します。

ライフスタイルシート1は、ご家族一人一人ごとに、どんな生活をしているのかをお聞きするものです。
横軸には一人一人のご家族の名前を書いていただき、縦軸に各設問が並んでいます。
4人家族であれば、お子様も含み4人分書く欄があるということです。
ブログに貼り付けた画像には、2人しか書く欄がないよう見えますが、A3版のシートのうち、左半分の画像なので、右半分には、他の家族のことを書く欄があります。
次回に続く。

建築家宮本忠長さんの著書「住まいの十二ヶ月」

長野県の建築家である宮本忠長さんの著書「住まいの十二ヶ月」を読みました。

ゴールデンウィーク前に行った長野古建築旅行で小布施町を訪れたのですが(その時のブログ)、宮本さんが修景計画を行ったオープンスペースや和菓子店などを見学しました。
設計中の「(仮称)刈谷の家」のお施主様が私たちのブログでそれを知り、宮本さんの著書を今、読んでいるよと、打合せの時にお聞きしたのです。
10年くらい前に買って、久しぶりに読み返しているというのです。
どの本か見せていただいたら、私が持っている本と同じでした。
私もひさしぶりに読むことにしました。
ところどころに、ご設計された小布施町の建物の写真がありました。
内容的には少し古いですが、十分、現代の家づくりに通用するものも多くあります。
和風建築を得意とされていて、自身の設計観にもとづく内容をもとに書かれています。
タイトルにあるように、住まいを1ヶ月ごとに生活シーンを思い浮かべながら、こういう時期にはこういうことがあるから、こういうことに気を付けた設計にしたほうがいいよという感じで書かれており、お施主様向けの読みやすい本です。
本のまえがきを引用します。
今までの「設計条件」は部屋数や「かたち」が優先していたのです。
これが落とし穴。
まず、始めに「生活ありき」なのです。
まず、「我が家」の「暮らし」は如何。
つまり、「十二ヶ月の生活」の展開を綴って、自分たちの生活を見定め、それをベースに「新しい生活への夢を盛り込む」。
そのためには、どんな「部屋」が必要か、大きさは、・・・と設計条件をそろえるのです。

私たちも同感です。
そのためにも、私たちは、計画前のお客様へのヒヤリングの際に、「ライフスタイルシート」を渡して、現在のライフスタイルを各個人ごとに記入していただいたりして、ご家族の暮らしぶりを探っています。

「下山の光庭の家」の打合せ

計画案を提出してあった「下山の光庭の家」のお客様がいらして、打合せをしました。
計画案提出した後にも、一度打合せをしました。その時のブログはこちら
今回も前回同様にお客様から、案や建物の仕様や提出した概算などについて、いろんな質問をされ、ひとつひとつ丁寧にお答えさせていただきました。
設計契約に至るまでは、いろんなことを疑問に思ったり、不安に思うこともあるでしょう。
ご納得いくまで、何度でもきっちりと説明させていただきます。

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