Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

建築講演会 省エネ環境学の前真之先生「エコハウスのウソ」

NPO法人 WOOD AC主催の建築講演会に岐阜市のハートフルスクエアGに行ってきました。
講師は、東京大学大学院の前真之准教授です。
先生は、研究室での省エネ・エコハウスなどの様々な研究の成果などを、わかりやすく、多くの本などで執筆されており、私も、読ませていただいております。
エコハウスのウソ」という、興味をそそるタイトルの本の内容などを中心に、お話しを聞かせていただきました。
ハウスメーカーや工務店、建築士たちが、よかれと思って設計してきたものの中には、思い込みや配慮が足らない部分などが多く存在することを指摘されています。
例えば、通風について、語ってくださいました。
気象庁のアメダスなどのデータで、敷地の年間の風向を調べて、設計に反映しようとしても、周辺の家や道路付けなどの影響で風向きが変わってしまい、実際の風向きとアメダスデータの風向きが違うことがあるので、あまりあてにしすぎないほうがいいとおっしゃっていました。
また、一日のうちでも、風の向きは刻々と変わるものだそうです。
その様子を動画や画像で見せてくださいました。
通風よりも、建物を真南に向けることのほうが大事であると説いていました。
太陽光は、まっすぐに直進し、風のように曲がることがないからです。
研究室では、環境省が建てた全国20のエコハウスの調査もされていますが、敷地が大きいのにもかかわらず、真南から45度も東を向いたエコハウスがあると指摘しており、昼過ぎには、太陽光が室内に入らない様子を体験されております。
エコハウスの隣の家は、敷地の向きにかかわらず、建物を真南に向けた家が建っていて、その家には、同じ時間に、ちゃんと、室内に太陽光が入っており、「どっちが、エコハウスなんだよっ」とツッコミを入れてました。
軽妙な語り口で、スライドにはイラストなどを多用してあって、分かりやすく、面白く、とてもためになりました。

「ホワイトアクア/?西尾」 大きな内部模型

昨日のブログの続きです。

「ホワイトアクア/?西尾」のお施主様との打合せでは、内部を見てもらうための、大きな模型も作りました。
隣にある外観模型は50分の1の縮尺ですが、内部模型は20分の1です。

これぐらい大きいと内部を見てもらいやすくなります。

白模型なので、イメージするには、限界がありますが、自分が中に入ったような気に少しなれるのではと思います。

↓収納力が、この家の大きなテーマのひとつなので、内部模型では、各所に設けた収納の、可動棚一枚までも表現しています。

「ホワイトアクア/?西尾」 バルコニーの変更

「ホワイトアクア/?西尾」のお施主様と打合せを行いました。

前回打合せでお持ちした模型では、1階の物干場の上に、庇兼用の大きな奥行のバルコニーがありましたが、各室から、ふとんを干しやすいように大きい間口のバルコニーを設ける形に変更することになりました。
代わりに、物干場上のバルコニーはやめて、屋根の軒を伸ばした、大きな庇とし、外観の変化を付けています。


↑南側の軒を伸ばしたので、西から見た時に、1階の屋根が、左右対称になるように、北側の軒も伸ばして、その下を駐輪場にする案も提案しました。

駐輪場はここに設けることになりましたが、軒を出すために、柱を立てると地盤補強に影響することもあり、また、左右対称でなくてもよいとのお考えから、柱は立てないで、大きく軒を出す検討をすることになりました。
次回に続く。

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