Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「下山の光庭の家」 竣工写真 その6

和モダンスタイル「下山の光庭の家」の竣工写真の続きです。
階段・2階編。

↑ダイニングと廊下や階段との間には、透明引違戸があり、視線が開放的につながります。
階段の奥が室1で、LDKとは適度な距離感です。

↑階段は光庭に面しており、大きな窓は、吹抜のある廊下も明るくします。

↑2階廊下。2階床は無垢の杉フローリングです。
↑2階廊下に面して収納が並んでいますが、風を通すために、一部は腰から上の収納として、地窓(床近くの窓)を設けました。

↑室2には、バルコニーを設置していますが、屋根が上がってきているので、その上に乗せた木製バルコニーのデッキ床も上がっています。
窓を開けて、ふとんを手摺に掛けて干すのが目的であり、バルコニーに出入りする必要性はあまりないので、大丈夫です。
壁、天井はドイツ製ウッドチップ入り自然壁紙オガファーザー張りです。(室3、4共通)

↑室3・室4の廊下との引き戸の上は、通風ランマ引き戸があり、開閉します。

↑室3と室4の間は、天井までの高い木製建具とし、取り払えば、大きな部屋にすることができます。
次回に続く。

「下山の光庭の家」 竣工写真 その5

和モダンスタイル「下山の光庭の家」の竣工写真の続きです。
キッチン以外の水廻り編。

↑吹抜のある廊下に面する洗面コーナー。

↑洗面コーナー隣の男子トイレ。共に腰に杉板を張っています。

↑滋賀県までお施主様が買い付けに行った、信楽焼きの手洗い鉢を埋め込んだ手洗いカウンターのあるトイレ。
壁は全て撥水和紙の玉紙。(他室の水廻りも共通)で、アクセントとして、手洗いカウンター上部の壁は朱色にしました。
床は天然リノリウムです。(他室の水廻りも共通)
筒型のシーリングライトは黒鉄釉の磁器製です。

↑洗面室の造作洗面化粧台。清掃性優先で、カウンターと洗面ボウル一体型です。

↑浴室の窓からは竹林が見えます。

↑洗面室、キッチン、家事室とつながるパントリー。
勝手口からは、車庫棟や外に行けます。

↑大きな窓のある家事室では室内物干ができます。
物干場に隣接しており、2つの開閉トップライト(屋根に付けた窓)を開ければ、風が通り、湿気を排出できます。(トップライトにロールスクリーンも設置したので、暑くなりすぎるのを防ぐこともできます)
トップライトからの光は、隣接するキッチン側の開閉ランマを通して、キッチンを明るくし、風を通します。
天井は、洗面室、パントリー共、吸放湿度性の高い「やさしい壁」張りです。
造作カウンターで、洗濯物をたたんだり、アイロンを掛けたりできます。
奥にはクロークがあり、洗濯物をしまったり、玄関にも近いのでコート類をしまっておけます。

↑ウッドデッキで目隠し格子の付いた物干場。
母屋と車庫棟の間にあり、目立たないけど、洗濯物は乾くように、隣棟間隔を計算して設置しました。
次回に続く。

「下山の光庭の家」 竣工写真 その4

和モダンスタイル「下山の光庭の家」の竣工写真の続きです。
和室編。

↑リビングの畳コーナーの奥には、縁側があり、和室に行けます。
縁側のある家は、最近は、あまり建てられなくなってきたと思いますが、こういった、日本古来からの知恵や工夫というものは、現代のエコライフの観点からも見直しされるべきと考えています。
縁側は、内と外のあいまいな空間です。
縁側と和室との間の障子があることによって、冬の寒い外気を遮断する断熱空間となります。
冬は、太陽高度が低いので、縁側という空気層を暖め、隣の和室に暖かさを伝えます。
和室は、面積が小さくなるので、暖房効率が高まります。
それ以外の季節には、障子を開け放して、風を通すとともに、和室と縁側の一体となった、大きな開放的な空間をつくり出します。
夏は、大きな庇とともに、強い日差しをやわらげ、畳が日焼けすることを防ぎます。
縁側に腰掛けてスイカを食べたり、夕涼みするのもいいですね。
春には、日向ぼっこしたり、秋には月見をしたり。
四季を感じ、自然を感じることができます。
家族や隣人とのコミュニケーションスペースにもなります。

↑仏間には折戸を付けました。神棚にも、透明アクリル板付の引違戸を付けてあります。
和モダンな半帖ふちなし畳です。イグサのにおいっていいものです。

↑光庭に面する窓から光と風が通ります。
LDKから和室が丸見えにならないように少し高い位置に窓を設けています。
中央は、TVスペースですが、置かない時は床の間風に見えるようにしています。
その隣は、飾り床になっています。
LDKと同じく、壁、天井は100%自然素材の中霧島壁ライトを塗っていますが、赤みがかった色に変えて和の雰囲気を出しています。

↑障子と窓を開け放すと、庭や向いの山の景色を取り込むことができ、開放的です。

↑和室の北側は、襖で室1(当面は親世帯の部屋)とつながっています。
襖を大きく開け放てば、和室と室1がつながった大きな部屋になります。
室1からは、廊下を通って、ダイニングに戻ることができます。
このように、光庭の廻りをぐるりと一周することができます。
室1と廊下の間は、透光性のあるワーロン(和紙調樹脂板)の引違戸として、光庭に面する階段や廊下からの光を室1へとりこむ工夫をするとともに、室1をLDKから孤立した雰囲気にしないようにしています。
光庭に面する窓から光と風が通ります。
次回に続く。

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