Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「下山の光庭の家」の地盤調査見積依頼

今日も、「下山の光庭の家」の敷地へ。
今度は、地盤調査会社に地盤調査見積を依頼したので、見積もりのための下見に立会いました。
敷地北側に小高い山があり、かつ、敷地自体が南道路から、かなり上がった位置にあります。
つまり、「がけ」と「がけ」に挟まれているのです。
愛知県建築基準条例第8条に「がけ」に関する規定があり、遵守しなければなりません。
通称「がけ条例」と呼んでいます。
第八条 
建築物の敷地が、高さ二メートルを超えるがけに接し、又は近接する場合は、がけの上にあつてはがけの下端から、がけの下にあつてはがけの上端から、建築物との間にそのがけの高さの二倍以上の水平距離を保たなければならない。
ただし、堅固な地盤又は特殊な構造方法によるもので安全上支障がないものとして知事が定める場合に該当するときは、この限りでない。

要するに、「がけ」から建物を「がけ」の高さの2倍の距離分、離しなさいということです。
この敷地は、背後が山ですから、そんなことはできません。
そこで、「ただし」と書いてある、通称「ただし書き」を適用して、距離を離さなくても、建物を建てる方法を採用します。
「ただし書き」の内容は、愛知県告示第899号に書かれています。
いくつかある緩和の方法の中に、地質による緩和と擁壁(ようへき=土留め)による緩和があります。
そのために、家を建てる部分の地盤調査だけでなく、がけの地盤も調査するのです。
愛知県庁のホームページ内に、「がけ条例」と「ただし書き告示」についての解説があります。

「下山の光庭の家」の解体見積もり

設計スタートした「下山の光庭の家」の敷地へ。
建替えなので、解体が必要です。
農業もされているので、母屋以外に農作業車車庫や納屋など複数の建物があり、全て解体予定です。
解体も競争入札によって決める方針です。
入札していただける、候補のうちの1つの解体業者に見積もりのために来てもらいました。
車庫や納屋は、伝統的な木構造で、真壁(しんかべ)といって、柱や土塗り壁があらわしになっており、風土になじんだ、いい雰囲気が出ています。
土壁が崩れ、内部の竹子舞(たけこまい)が見えます。

昔の家は、地元で採れた土を使って土壁を塗っているので、風土の土の色と合うのです。
今回の外壁も、土壁の雰囲気をもった家にしたいと考えています。

「(仮称)岡崎の家」の地盤調査

「(仮称)岡崎の家」の地盤調査を行いました。
木造住宅建設に一般的なスウェーデン式サウンディング試験という方法です。
長いので、省略してSwS試験とかSS試験と呼んでいます。
既設建物が残っているので、狭くて機械が入らず、調査できない、一部のポイントを手動式で行いました。

もともとは手動式が本来のやり方です。
しかし、見ていても分かりますが、かなり大変な重労働です。
なので、最近は、機械式や自動式が一般的です。

スクリューの付いた金属の棒(ロッド)を地面に突き立て、おもりを乗せて荷重をかけます。
軟弱地盤の場合は、おもりを乗せただけで、沈みます。
これを「自沈(じちん)」と言います。
沈まない場合は、2人がかりで、棒をくるくる回し、1m沈むのに何回転(半回転した数)したか、記録していきます。
1mごとに、棒を継ぎ足していきます。
おもりもそのたびに乗せ変えます。

厚いのが25kg、薄いのが10kgです。
複数重ねて100kgの荷重をかけます。
機械式も他のポイントでやりました。

モーターでロッドを回すところが変わりますが、おもりの乗せ変えや、ロッドの継ぎ足しは、手動式と同じ大変さがあります。

1 839 840 841 842 843 1,093