Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい
「(仮称)豊橋の家」の「尺モジュール」と「メーターモジュール」
「(仮称)豊橋の家」のお施主様と打合せしました。
前回決まった案をベースに、たくさんの案をお持ちしました。
今日の打合せまでに、いろいろ検討していくなかで、今回は、「尺モジュール」ではなく、「メーターモジュール」のほうがうまくいくなと考え、案の作成を進めていました。
尺モジュールとは、日本古来からある長さの単位である一尺(=303mm)を基準に、その3倍(303×3倍=909mmですが、現代の家づくりでは、一の位の数字を切り上げて910mmの升目にすることが一般化されています)を、「モジュール」(910mmごとに線が引かれた方眼紙をイメージしてもらえると分かりやすいです)とし、升目にしたがって、外壁や間仕切壁、柱を建てて、間取りを作るものです。
一方、「メーターモジュール」とは、1mx1mが升目になっています。
最近、バリアフリーや施工合理性の観点などから、一般化しつつある間取り方法です。
各々、一長一短あります。
「メーターモジュール」は廊下や階段が、「尺モジュール」よりも90mm広くできるというメリットがあります。
しかし、「尺モジュール」でも、そういう部分だけ「メーターモジュール」を採用することは可能です。
「メーターモジュール」のデメリットとしては、延床面積が増えて、コストアップになりがちであることです。
例えば、和室8帖は、「尺モジュール」だと3.64×3.64=13.24㎡ですが、「メーターモジュール」だと、4×4=16㎡になってしまい、1.2倍も面積が大きくなってしまいます。
今回でも、家全体の面積が多くなって、コストアップしてしまうことが懸念されたので、少しでも、面積を削れるところはないか探したり、8帖(尺モジュールで13.24㎡)必要という和室を、6帖(メーターモジュールでは12㎡なので、要望面積に対し0.9倍)ではだめなのか、実際、来客時の宿泊室として想定して、ふとんがどのように敷けるか検証図を作ってお見せしました。
その結果、メーターモジュール」を採用することに決まり、ほぼプランも決まりました。









