Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「(仮称)岡崎の住宅」 丁張り

年末に「(仮称)岡崎の住宅」の現場へ。
地鎮祭が済み、丁張り(建物の基準となる位置を決めるための仮設物)を初めています。

液状化対策の地盤改良として、制震にもなる(株)ピーエルジーのコロンブス工法を採用?しました。
発泡スチロールを土と置き換える工法です。
そのため、コロンブスの施工図を書いてもらったり、準備にとても?時間がかかっています。
(株)ピーエルジーの本社は、福島県須賀川市です。
東日本大地震にあいましたが、本社及び社長邸は、コロンブス工法のおかげで、無事だったそうです。
周辺の家は倒壊などの被害があったそうです。
設計時に、代理店のウチヤマコーポレーション(株)から説明を聞きました。
発泡スチロールは、愛知県内の工場で生産されるそうです。

年末年始の休み

<年末年始の休み>
今年もいよいよ最後の日となりました。
ブログを見てくださった方、ありがとうございます。
来年も、毎日続けますので、よろしくお願いします。
年末年始の休みを12月30日~1月4日としています。
この間も、ブログは毎日更新しますし、メールや電話(携帯電話に転送)も受けることが可能ですので、遠慮なく、お問い合わせください。
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よいお年を。

「自作自然の家/岡崎」 床の天然リノリウム張り

年末に「自作自然の家/岡崎」の現場へ。
水廻りの床に、天然リノリウムが張られました。

水廻りの床は一般的な家では、クッションフロア(「クッション」と呼ぶほどにはクッション性があるわけではないですが)という塩ビのシートを張ることがほとんどだと思います。
どうも、私には、あまりいいイメージがありません。
デザイン的には、いろんなものがありますが、木目柄や石目調などのイミテーションは絶対に使いたくなく、そうなると選ぶ範囲が限られます。
やぶれてしまうこともあり、直すことが困難です。
石油製品である塩ビなので、焼却時のダイオキシンの問題などもあります。
自然素材にこだわった家にしたいので、天然リノリウムをよく採用します。
リノリウムは約150年以上前にヨーロッパで発明された材料です。
戦前は世界中で製造されていましたが、現在ヨーロッパに残る3社のみが製造・販売をしています。
石油製品である塩ビとは異なり、亜麻仁油、松脂、コルク、木粒などの植物をはじめとする天然の原材料からリノリウムは作られるサスティナブルな自然素材です。
また塩ビはデザインや柄が印刷されているものがほとんどですが、リノリウムは印刷ではなく素材そのものの色と言う事ができます。
なので、多少傷付いても、紙やすりで削っても同じ素材がでてきますから、自分で直すことも可能です。
リノリウムの特徴
天然の抗菌性
原材料の亜麻仁油は抗菌性があり、昔から薬としても利用されてきました。そのため
リノリウムにも天然の抗菌性があり、大腸菌やMRSAにも抗菌性を発揮します。
天然の耐久性
リノリウムは施工後も呼吸をし酸化し続けます。これにより強度も増します。
耐タバコ焼け性
塩ビではないので、タバコの揉み消しをしても溶けることはありません。難燃性。
生物分解性
リノリウムは生物分解性があり埋めると土に戻ります。
燃やした場合
無垢の木材と同じで、水と二酸化炭素のみが発生します。
この二酸化炭素は原料の木材やジュートが成長する過程で吸収されます。
エコラベル
世界中で様々なエコマークを取得しています。
歩行感
防音
静電気を帯びない
ほこりが吸い寄せられません。
耐摩耗性
耐薬品性
ただし、強いアルカリに弱いので、選ぶ洗剤に注意が必要です。
耐汚染性
汚れが付きにくく、落としやすいです。
高いデザイン性
デザイン性が豊かです。和に合うデザインも。
特にフォルボ・フロアリングは世界の60%のシェアをもち、デザインが多様です。
いろいろなメリットがありますが、デメリットもあります。
価格が高い。
塩ビに比べれば、水には比較的強くないので、ワックスでコーティングが必要です。
サンゲツのウンボロ(イタリア製)は、最初からワックスされた商品なので、よく採用します。
水に濡れたら、すぐに拭けばいいです。
比較的、現場で施工しにくい。
クッション性がない。
空気を含んでいなので、素足だと冷たい。(床断熱や基礎断熱での配慮をするといいです)
すべりやすい。(マットを敷くといいです)
しかし、デメリットよりも、メリットのほうが多いと考え、採用しています。

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