Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

岐阜市建築旅行 その4 パッシブハウスの講演会

昨日のブログの続きです。
JR岐阜駅高架下のハートフルスクエアGへ。
NPO法人WOOD AC主催のパッシブハウスの講演会です。
講師は、私が会員になっているパッシブハウス・ジャパンの代表理事の森みわさんと理事の松尾和也さんの二人の建築家です。
二部構成で、一部は松尾さんが、省エネ住宅をとりまく世界的な状況や、パッシブハウスとはなんぞやというところから、分かりやすく、軽妙な関西弁で講演をされました。
二部は、森さんから、「建もの燃費ナビ」(私も持っています)がどんなソフトであるかという説明や扱い方をレクチャーしていただきました。
私が普段から使っている3次元CADソフトMADRIC・AD-1の(株)シーピーユーが開発しており、社員によるレクチャーもありました。
講演会後、森さんと松尾さんにあいさつをしました。
WOOD ACは、岐阜県立森林文化アカデミーのOB・学生・教員により設立されました。
理事の坂崎有祐さんに会いました。
私と同じ多治見出身で、多治見北高校の後輩になります。
多治見で設計事務所をやっています。
節電となる省エネで、CO2排出が少なく、地球環境に配慮された家が、一軒でも多く建ち、脱原発に向かうことを望みます。
次回に続く。

岐阜市建築旅行 その3 環境エコモデルハウス GREENY岐阜

昨日のブログの続きです。

岐阜市の補助金が使われている環境エコモデルハウス 「GREENY岐阜」に行きました。

環境に配慮したものや、省エネになるものが、盛りだくさんです。
小規模ですが、太陽熱暖房もありました。

太陽光発電や風力発電など、見た目に、いかにも「エコ」という、設備的な対応での「エコ」が多く、採用されていたので、パッシブハウスをめざす自分の立場としては、正直、物足りなさを感じました。
もともと、ここに建っていたモデルハウスを、環境エコモデルハウスに改修した家なので、やむをえないところもあるのでしょうが。
例えば、断熱材や断熱工法については、何も説明がありませんでした。

せっかくいい建材も使っているので、その説明をすればいいのにと思うものもありました。
この家は、岐阜県材をPRする目的もあるので、そうでないのは説明しないのかな。
1階内装は、私もよく採用するドイツ製ウッドチップ壁紙(オガファーザーだと思います)で、リビング天井以外は、無塗装で使われています。
ダイニングの壁には珪藻土が使われていましたが、メーカー不明でした。

窓には一部、断熱レール仕様のハニカムサーモスリーンが設置されていました。
閉めると障子のようにぴったりと窓を覆い、窓際の空気を閉じ込めて、遮熱、断熱効果を発揮します。
よくお施主様に提案します。

窓には一部、外付け遮熱ロールスクリーンが設置されていました。
昨夏は、節電のために、すだれやよしずが、大変売れましたが、冬は、窓から日射を取り入れたほうがいいので、外す必要があり、保管場所も考えなくてはいけない(最近は、めちゃ安なので、使い捨て?)のですが、これなら便利です。
窓回りの遮熱手法としては、遮熱Loe-Eガラスや、遮熱カーテンなどもありますが、遮熱は、窓の外で行うのが一番効果的です。
次回に続く。

岐阜市建築旅行 その2 川原町の古い町並み

昨日のブログの続きです。

岐阜公園をあとにし、長良川まで歩きました。

鵜飼乗り場に続く、川原町の古い町並みを散策しました。
電線が地中化され、舗装も整備され、いい雰囲気が残っています。

しかし、通りの途中に、鉄骨系ハウスメーカーの建設現場が・・・。
町並みに配慮した家を建ててほしかったのに・・・と残念に思いました。
古い家を存続させることは、大変な努力が必要なことは分かります。
そのままでは、火事や地震への不安もあると思いますし、段差だらけで、断熱もなく、すきま風が通る家では、住みにくく、世代交代もままならず、空き家が増えている現状もあると思います。
古民家改修で、それらが改善可能ですが、建て替えたほうが安くなる場合もあり、自治体の補助金などをつけたり、景観条例などで規制しないと、町並みに無関係のデザインの家が建ったり、誰も住まないが、古い家だけが残るゴーストタウンや野外博物館のようになってしまいます。
古い建物も使われてこそ、価値が生まれますし、長持ちします。

通りの中ほどに一級建築士事務所 ノア研究室があります。
建築家の柴田幸泰さんは、まちづくりに力を入れています。

これは、全国の古い町並みの共通の課題です。
観光地化されているところは、比較的残しやすいでしょうが、そうではないところは古い町並みを残すのは難しいことだと思います。
川原町から離れて、しばらく歩いたのですが、周辺には、古い家がたくさん残されていました。

街なかにNPO法人 歴史文化建造物等保存会・トラスト岐阜がありました。
岐阜市だけでなく、岐阜県各地のまちづくりや町並みの保存活動を行っています。

長良川沿いのナガラガワフレーバーへ。
明治の古い蔵をリニューアルした、家具・インテリアのお店を核に、複数の飲食店などが、入った複合商業店舗です。

まだできて2年くらいと新しく、古い建物の効果的な再利用のいい事例です。
新築建物では醸しえない、時間が作り出した建物のよさを生かしています。

中庭がいい風情です。
せっかく長良川沿いにあるので、それを生かした設計にできたら、もっとよかったと思います。
長良川沿いは駐車場になっています。
土手があるので、1階からは長良川が見えない・・・。
次回に続く。
 

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