Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

初めてのメガネ

設計完了した「暮らせる蔵」の刈谷のM様と久しぶりに打合せしました。
先週、工務店各社からの見積もりが上がってきており、その提出と報告を行いました。
今後のスケジュールなどについても打合せをしました。
打合せ後、岡崎に戻り、そのまま、運転免許証の更新に岡崎警察へ行こうとしたのですが、お昼になってしまったので、時間つぶしに、近くのイオンモール岡崎へ行きました。
昨年11月末に大幅増築され、リニューアルオープンしていたのですが、行く機会がなかったので、初めてでした。
まず、増築されたシネマ館へ。シネコンのロビーは閑散としていました。隣のゲームセンター脇を通り、連絡通路を渡って、ジャスコ内を通ると、拡張されたイオンモールがありました。
今回の拡張により、全国のイオンの中で2番目の規模になったそうです。
ちょうど食事時だったので、フードコートにはたくさんの人がいました。
以前よりも、都会的で洗練された雰囲気のショップが多くて、ここが岡崎であることを忘れてしまいそうでした。またゆっくり来たいと思いますが、週末は混んでるだろうなあ。
そして、運転免許証の更新に、岡崎警察へ行きました。
実は、最近、視力が落ちてきたなあと感じており、視力検査に合格するかどうか、微妙だったので、合格しない場合に備えて、メガネを作りました。
いざ、検査では、少々怪しかったものの、合格になりました。
でも、せっかく、初めて作ったメガネなので、少なくとも車の運転する時だけは、かけようと思います。
やっぱりかけると、特に遠くのものがはっきり見えて、別世界のようです。
設計という仕事は、パソコンに向かいっぱなしになることが多いので、視力を悪くするようですね。昔は視力が1.5あったのに・・・。

2009.01.21「住宅
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「土間と廻り縁がつなぐ2つの家」 その3

昨日に続き、豊橋の方へのプレゼンテーション(計画案提案)について書きます。

もうひとつの特徴は建物の外側を南からぐるっと東へ廻る「廻り外縁」です。
「縁側」は建物の中に作られるもので、建物の外に作られるものは「濡れ縁」というのが正式な呼び名です。
庇がかかっていても「濡れ縁」と呼びます。

しかし、今回の「濡れ縁」は大きな軒のある庇で守られていて、少しの雨では「濡れない」ので、私は「外縁」と呼んでいます。
ぐるっと廻っているので、「廻り外縁」なのです。
この廻り縁はLDK廻りから、お母様の部屋の前までつながっています。
お母様の部屋とは、ホールを介して、LDKと行き来する方法とは別に、廻り縁と通って、行き来する方法が生まれるのです。
それによって、直接、お互いの部屋やLDKが見えるわけではないのに、心理的なつながりが生まれます。
隣同士で気配を感じつつ、お互いのぬくもりを背中で感じているような関係が心地よいのではないでしょうか。

LDKの一角が、小上がりになった畳リビングとなっており、この高さを利用して、外縁に向かって腰掛けたりでき、気軽に使える外縁になります。
また、お母様が外縁を通ってLDKへいらっしゃっても、気軽にこの畳に腰掛けられます。
外縁はもうひとつの外にあるリビング、つまり「アウトドアリビング」なのです。
外縁は、大きな庇のかかった、外部と内部のあいまいな空間です。
外縁に反射した光が室内の天井や壁を明るく照らします。
室内から見える外縁は、自然に人を外へ導き、庭へも出やすくなります。
庭の緑だけでなく、空と風と光などの自然を身近に感じることができます。
室内に広がりや明るさ、風を通し、室内のいごこちをよくします。
いろんなことができ、暮らしの幅を広げ、楽しく暮らせます。
座卓やダイニングテーブル、ベンチをいろいろな配置や組み合わせることによって、多様な住まい方ができます。外へ出せば、外で食事やバーベキューやお茶ができます。
子供達が遊んだり、大勢のお客さんを呼んだり、本を読んだり、昼寝をしたり、ぼーっとしたり、趣味を楽しんだり・・・。深い庇があるので、雨の日でも窓を開けられます。

楽しいリビングには子供達も自然に集まります。
2階とのつながりを作るため、LDの天井を勾配天井として、開放的に、上げ、2階の廊下と小窓を介してつながります。光や風も通ります。

また、リビングに入ってから、上がる階段とし、家族のコミュニケーションが自然にできるようにしています。

「土間と廻り縁がつなぐ2つの家」 その2

昨日に続き、豊橋の方へのプレゼンテーション(計画案提案)について書きます。

この家に特徴的なものの1つとして玄関・ホールの土間空間があります。
玄関はどの家でも土間としてタイルなどで仕上げられますが、ホールも玄関と靴を脱ぐ境界を示す、わずかな段差だけとして、土間にしたのです。
玄関とホールを合わせて、4帖半(一般的に計画する場合は3帖が多いです)のゆとりのスペースとし、明るい多目的空間です。
引き違いの玄関ドアは全面ガラス、LDKとの引き違い戸も、以前のブログで紹介したユーボードという光が透ける和紙の風合を持つ建材です。
(巨大サンプルはお返ししました。小さなサンプルと写真を撮ってあるので、お見せすることはできます。)
ハナレと母屋の関係のように、外部空間で隔てられて、それぞれの世帯が離れて住まう場合は、その外部空間が精神的なクッションとなり、プライバシー感を高めることができます。
しかし、同一棟に一緒に住む同居型二世帯住宅の場合は、プライバシー感や独立性に乏しくなりがちです。
そこで、大きめの共有空間である玄関・ホールを、内部でありながら、外部のような建材で仕上げ、また、できるだけ明るくすることにより、そこが「外部」という意識付けができれば、お互いの精神的クッション空間となり、互いに気兼ねない生活がしやすくなります。
精神的な距離感は、物理的な距離だけでなく、このような工夫によって、長くもなり、短くもなります。
玄関ドアは1つなのですから、「大きな家の中に2つの家が入っている」という感覚が生まれます。
外壁に使う杉板張りを、玄関やホールの壁にも張り、精神的クッションとしての外部空間に見立てた土間空間とするのです。
杉板や外縁の塗装には、以前のブログその1その2でも紹介した、小川耕太郎∞百合子社の「ウッドロングエコ」という塗り替え不要な画期的な自然塗料を使います。

土間空間は、「家の顔」としての演出空間であるのは、もちろんですが、それ以外にも様々なことができます。
そこに面するお母様の部屋の生活スペースを広げたり、観葉植物を育てたり、子供達のあそび場になったり、アートを飾ったり、ふらりと近所の人が訪れることのできる応接空間にもなります。
次回に続く。

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