Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

モリコロパーク(愛・地球博記念公園)で映画「となりのトトロ」サツキとメイの家 見学2

昨日のブログの続きです。
前回は、モリコロパーク(愛・地球博記念公園)で映画「となりのトトロ」サツキとメイの家 見学1

サツキとメイの家は、書斎のある洋館部分を除けば、昭和30年代のどこにでもあった普通の日本の民家を再現しています。

屋根のある井戸。井戸水が冷たくて気持ちよかったです。
設計中の「通る家/岡崎」では、井戸を掘る計画があります。
室内見学中は、写真撮影禁止だったので、外部見学時間に窓から内部を撮影しました。

↑洋館部分にある、お父さんの書斎。

↑懐かしさを感じる縁側。縁側のある家の設計をしました。古民家スタイルの「懐/廻の家/刈谷
縁側に腰かけたりして、家の内外があいまいで、自然と親しむ空間になっています。
機能的には、縁側は温熱環境のバッファゾーン(緩衝空間)です。
夏は、縁側のガラス戸と和室の障子を開け放して、風を通したり、深い軒で高い太陽高度のきついひざしを遮ります。
冬は、共に閉めて、寒さを室内に伝えないよう、室内のあたたかさを逃がさないようにして熱損失を抑え、低い太陽高度からのあたたかな日射取得をします。
現代でも引き継ぐことのできる日本人の知恵だと思います。

↑ちゃぶ台のおいてある茶の間。
日本では、古来より、特定の目的を、もった部屋は少なく、茶の間は多目的な空間でした。
子供の遊び場であり、ダイニングであり、リビングであり、ちゃぶ台を片付ければ、寝室でした。

↑↓かまどのある台所。薪でお風呂を沸かしたり、子供にとっても火は身近な存在でした。

この家の建設に携わったグループ「木の家ネット」のホームページで、サツキとメイの家が詳しく解説されています。
サツキとメイの家のつくり方」という本も読みました。
いかに、当時のつくりかたにこだわって、この家が設計施工されたか、わかります。
職人魂に脱帽です。
久しぶりに、アニメ「となりのトトロ」のDVDを借りてきて、子供たちと見ました。
「あそこが同じだった、ここが違った」と家を見比べておもしろがっていました。