長野県飯田市建築見学 その2
昨日のブログの続きです。
床下冷暖房のCCFのモデルハウスのある、飯田市郊外の「エコハウジングビレッジ花の木の里」へ。
飯田市を中心とする第三セクターが新しく開発した100区画の分譲地で、ここを含む、「天竜峡エコバレープロジェクト」は、政府から「環境共生まちづくり」のモデル地区(全国で7ケ所)に選ばれています。
(愛知県の田原市も選ばれています)

ビレッジ内にオムロンの社宅群がありました。

片流れの勾配屋根と白い左官壁、濃灰の木板で仕上げてあり、社宅とは思えないデザイン性の高さです。

午後1時になり、「(仮称)豊橋の家」のお施主様がいらしたので、CCFスタイルの(株)駒匠の社長さんに案内をしてもらいました。
この家は、2階にリビング、1階に寝室という逆転プランの家です。
基本設計中の「(仮称)岡崎の家」も逆転プランの家で、この家でもCCFを検討中です。
まずは、1階を見学しました。
2階リビングなので、2階の床下に冷暖房が入っています。
1階の床下冷暖房はこのモデルではやっていませんが、それも可能です。

1階床下には、基礎の内側を全て、ウレタン断熱材が吹き付けてあり、1階床下までが、冷暖房空間ととらえられており、そんなに床が冷たくありません。

また、1階天井に設けられた吹き出し口から、冷暖房された空気が出てきます。

2階リビングへ。
床下全てが暖められており、床に座り込んで、お話を伺いましたが、熱くも冷たくもなく、とても心地いいです。
通常の温水床暖房では、50度くらいのお湯を流しますし、電熱ヒーター式でも高温の熱を発生させます。
それは、まず床を暖め、それが空気に伝わって空気を暖めるという床暖房の特徴によるものだからです。
なので、低温やけどに配慮された床暖房でないと、床が熱くなりすぎるという問題がありますし、家具の配置や形状に影響を受けたりします。
また、部屋の100%に床暖房パネルを敷くわけではなく、60~70%の部分のみに敷くので、敷いてある場所と敷いてない場所で、床の温度差がありますので、スリッパを履かないと違いが分かります。

TV台の下に空調機械が隠されています。

床からの吹出口です。開閉調整可能です。
「コールドドラフト」という窓に沿って冷気がおりてくる現象に対して、吹き出し暖気の気流による見えないバリアが有効になるように窓下近くに設置されています。
床暖房では、「コールドドラフト」対策は万全ではありません。
他にも部屋の壁際やトイレにも設置されていました。

室外機も見学し、音や機械から出てくる風を体験しました。
2時間ほど、いろんな質問に対し、適切に回答をいただきながら説明を受け、お施主様は帰られました。
次回に続く。





