Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「備える家/岡崎」 地盤調査報告書と土質標本

今月行った、「備える家/岡崎」の地盤調査報告書2冊と土質標本が届きました。
矢作川に近いので、地盤がよくないことが調査前に予想されたので、
木造住宅で、世間一般的に行われている簡易な調査方法であるスウェーデン式調査を5ポイント行った上で、
より調査精度の高い、高層建築でも採用されている、ボーリング調査も行いました。
それで、地盤調査報告書が2冊あるのです。
土質標本とは、地中の土を深さ1mごとに採取したものです。

スウェーデン式調査では採取できず、ボーリング調査でしか採取できません。
表層の浅い部分だけを採取するだけなら、ハンドオーガーでもできますが、深い位置は無理です。
ボーリング調査では、採取した土をもとに、地震時の液状化の可能性等を正確に把握するための土質試験を行いました。
その結果も、報告書に記載されています。
ボーリングは当初10mの予定でしたが、やはり、地盤がよくなく、15mまで行いました。
なので、ケースに入った土質標本が15本入っています。

コストはかかりますが、地盤補強対策は家の耐震を考える上で、もっとも重要です。
いくら、耐震性を上げた設計とし、耐震等級3の最高ランクとし、制震金物を付けて、地震の揺れに強い家にしたとしても、
地盤がよくなければ、傾いたり、最悪、倒壊してしまいます。
そのためには、より、精度の高い、地盤調査が必要なのです。特に液状化が想定される敷地では。

 

 

 

 

ブログデザインが変更されています

ブログは、みなさんに、KANO空感設計の活動の様子を伝えるものですが、タイトルを見るだけで思い出すので、自分にとっての「日記」代わりになります。
2008年からブログを続けているので、もうすぐ10年です。(以前は毎日投稿をしてたので、日記というからには、もっと投稿しなきゃとは思うのですが・・・)
これからも続けていきたいと思います。
以前から、ブログを見てくださっている方は、気付いた方がいるかもしれませんが、以前の、ホームページ内にある形式のブログデザインと違って、エキサイトブログのデザインに変更してあります。
現在、ホームページリニューアル制作中で、1月中に公開予定です。
新しいホームページ内でブログ表示させるための、ブログサイト引っ越しの準備のためです。

「通じる家/岡崎」点検・冬の床下エアコンの効果

夏に竣工した、「通じる家/岡崎」の点検へ。
クリスマスの飾りつけがいろんなところにありました。メリークリスマス!
引き渡し時は、当然、何もなく、がらんどうでしたが、引っ越し後は、家具や飾り等の生活感や住む人の個性が感じられ、家が生きている感じがしました。
床下空間を暖めて、その輻射熱と床吹出口から、空間をあたためる、床下エアコン暖房の家です。ルーバー内に隠されています。
夏には、ルーバーの羽を上下反転させると、冷房にもできますが、お施主様に聞くと、
吹抜上部の共用コーナーにある壁掛けエアコンを付けると冷気がおりてくるので、床下エアコンは冷房では使っていなかったそうです。
それで効くなら、そのほうがいいと思います。
10時に行ったのですが、無暖房でも、あったかかったです。
1階床は、無垢のバーチ(カバ)フローリングで広葉樹ですが、全然冷たくありません。むしろあったかいです。
2階床はパイン(松)フローリングで、針葉樹フローリングはもともと、軽くて空気層を含んでいるので、広葉樹よりはいいのですが、
2階床も冷たくありません。スリッパいらずです。各階、自然素材の蜜蝋ワックス塗りです。お施主様が引き渡し後に塗りました。
蜂の巣を溶かし、エゴマ油を混ぜてつくった、なめても安心な健康塗料です。
おすすめしたのは、小川耕太郎∞百合子舎の未晒し蜜ロウワックスです。
自然塗装は、ウレタン塗装と違い、表面に膜を作らず、浸透するので、無垢のよさ(さわりごこち、さらっとした気持ちよさ、吸放湿)を損なわず、
自分でメンテナンスできます。ウレタンの場合は、上からの塗り重ねができないので、プロに依頼して、はがしてもらわないと塗れません。
床下エアコンは、夜稼働させて、朝8時にはOFFにするそうです。
基礎コンクリートに蓄熱させて、それ以降は、放熱させるのです。
日射取得がうまくいっていて、大きな南窓や東窓、吹抜の東窓から、あたたかいひざしがたっぷりと差し込んでいました。
窓には、空気層をもつ断熱ブラインドが設置されました。
ニチベイ製のレフィーナのツインスタイルで、下部が断熱空気層タイプ、上部は透光のプリーツタイプになっており、各々の上下位置を変えることができます。
高断熱の樹脂サッシ(リクシル製エルスターX,一部はエルスターS)を採用していて、場所で使い分けていますが、ほとんどが、
Low-Eトリプルガラス(ガラス3枚で薄い金属膜付 アルゴンガス入り)の省エネガラスです。
外縁ウッドデッキや手摺格子等の外部木部は、杉材の自然塗装(小川耕太郎∞百合子舎のウッドロングエコ)です。
いい色に変化してきました。
掃出し窓には、可動通風ルーバー雨戸があり、防犯しながら、夏の日射を遮りながら、通風できます。
バルコニー直下の軒天には、日射遮蔽スクリーン(リクシル製スタイルシェード)が設置されています。
ロール式で、伸ばして、ウッドデッキのフックに引っ掛けて、使います。
東の各階大窓にも、可動通風ルーバー雨戸があり、上には大きな庇(YKK AP製コンバイザー モダンスタイル)があり、すだれフックがついています。
夏になったら、自分でつけるそうです。
2階吹抜廻りの手摺には、お施主様が、ご紹介した、落下防止ネット(エクレア製)を張りました。
小さいお子さんがいるので、当面は必要ですが、大きくなれば、外せばいいと思います。
2階窓際の抜抜縁の物干しベルト(ブリックリンランドリール)や、洗面室の物干しワイヤー(Pid4M) に洗濯物が並んでいて、よく活用されていました。
自然素材のあったかい家は気持ちいいなあ。

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