自然素材床材の天然リノリウムの特徴
住宅にはなるべく、普段から自然素材を使った設計をしています。
水廻りの床は一般的な家では、クッションフロア(「クッション」と呼ぶほどにはクッション性があるわけではないですが)という塩ビのシートを張ることがほとんどです。
KANO空感設計では、洗面室やトイレなど水回りの床材に、天然リノリウムを採用することも多いです。
キッチンの床は一般的には、リビングやダイニングとのつながりから、フローリングになることが多いですが、目地がないことによるしみこみがなく、清掃性のよさや、デザイン上の理由により、天然リノリウムとすることも多いです。
特に新建材からの有害揮発性化学物資による、シックハウスを心配されている方、健康住宅を求めている方には、おすすめです。
石油製品である塩ビとは異なり、亜麻仁油、松脂、コルク、木粒などの植物をはじめとする天然の原材料からリノリウムは作られるサスティナブルな自然素材です。

<メリット>
- 天然素材
- 天然成分で作られているため、有害物質が発生しない
- 亜麻仁油が持つ抗菌作用により、清潔な状態を保ちやすい
- 黄色ブドウ球菌に対して抵抗を持つ
- 発火する温度が非常に高いので、燃えにくく安全性が高い
- 静電気も発生しにくいため、ホコリが溜まりにくい
- お手入れの方法は雑巾で乾拭きするだけ
- 耐久性に優れている
- 傷つきにくい
- 水やジュースで変色しない
- ワックス不要
- 脱臭
- 断熱効果
- 耐摩耗性
<デメリット>
- 癖のあるニオイがする。→換気をよくすれば、次第に消える
- ワックスは基本不要。ワックスを塗る場合は、リノリウムはアルカリ性の物質に弱いので中性のワックスを使用する必要がある
- 高価(塩ビ系クッションフロアに比べ)
- 高湿度、長期間の水ぬれ不可→壁や天井に吸放湿材を採用したり、常時換気したり、床についた水滴は、すぐにふきとればOK
- 滑る可能性→すべりにくいワックスを塗る
過去ブログ
「囲む家/安城」 天然リノリウム色決め https://kanocd.exblog.jp/19935532/
「自作自然の家/岡崎」 床の天然リノリウム張り https://kanocd.exblog.jp/17485017/





