静岡の方とフリー相談室 リフォームか二世帯住宅か
静岡県から来てくださったお客様とフリー相談室をしました。
今、住んでいる家が寒くて、内窓を付けたけど、あまり改善されないのと、将来のバリアフリーなどを考えて、全面リフォームをしたいとのことです。
事前に図面や家へのご要望を書いた、ライフスタイルシートを受けとっていました。
築年数は27年と比較的新しく、昭和56年(1981年)の建築基準法改正(新耐震基準)以降の建築です。
昭和56年以前と以降で、建築基準法の耐震基準が大幅に変わったので、昭和56年以前の住宅には、無料で耐震診断を行っている自治体が多いです。
それを知っている方も多いと思いますが、昭和56年以降に建った家なら、安全かというと、そうとも限りません。
阪神淡路大震災の後、平成12年にも、耐震基準が大幅に変わったのです。
金物の補強や、南北や東西の耐震壁のバランスなどの基準が盛り込まれたのです。
いただいた図面をもとに、構造的なチェックを事前にさせていただきました。
平面図だけでなく、断面詳細図もあったので、見させていただいたところ、現代の家づくり(特にKANO空感設計の設計)とは、かなり家の造りが違いました。過去ブログ。
耐力壁である、筋交いの数やバランスをチェックしたり、各階の柱や筋交いの位置がそろっている割合を計算して、直下率をチェックしたり、1階から2階までつながる通し柱の位置をチェックしました。
間取りや立面図、筋交いや柱を入力して、構造ソフトを使ってチェックを行いました。
その結果をお伝えしました。
現地調査をしていない段階での図面チェックなので、現実には、筋交いが図面通りに入っているかどうか分かりませんし、壁内結露やシロアリなどによる食害で、構造体が傷んでいる可能性もありえます。
同時期に、お子様の家を同じ敷地に新築する話もあったので、リフォーム+新築という考え方の他に、二世帯住宅を新築する考え方もお話ししました。





