「大屋根光庭の家/蒲郡」 桐のフローリング
「大屋根光庭の家/蒲郡」の現場へ。

1階床に、桐のフローリングが張られ始めました。

桐(きり)は、桐タンスに用いられるように、反りや伸縮、割れが無く、調湿性に優れており、外部からの温度や湿度の影響を受けにくい素材です。
桐の下駄で分かるように、弾力性がある為、足に優しく、断熱性、耐水性に優れており、軽くてとても丈夫で、冬に裸足でも冷たくありません。
桐が火鉢や金庫で使用されているように、耐火性にとても優れていますので、表面が炭化した後は、ほとんど燃えません。
桐が琴などの楽器で使用されているように、音響性に優れているのは多孔質の為です。
そして、その多孔質が発砲スチロールのような断熱性を発揮します。
へその緒入れや掛け軸の収納箱、米びつでも分かるように、防虫効果や防湿作用にとても優れていますので、結露を無くし空間を最適な状態に保ちます。
娘が生まれたら桐を庭に植え、嫁に行く時に桐タンスを作って嫁いだという、言い伝えでも分かるように、成長が他の木に比べて格段に早い為、桐の使用で森林伐採を防ぎます。
内部に気泡が多く、空気をたくさん含んでおり、とても軽く、断熱材のように、熱伝導率が小さい(熱を伝えにくい)ので、素足で歩きましたが、日が当たっていれば、冷たく感じませんでした。
桐には、成長が早い自然環境性、調湿性及びそれによる省エネ、柔軟性、復元力、耐水性、抗菌性、耐火性、低伸縮性など いろいろな特徴があります。
桐屋の、うずくり加工の自然塗装ブラウンを採用しました。
うずくり加工とは、フローリングの表面を、普通のフローリングのように、平滑にするのではなく、ごく小さな凸凹加工をすることです。
桐はやわらかくて、傷がつきやすいので、それを目立ちにくいようにできます。
色をブラウンにしたのも、傷がついても、目立ちにくいからです。
「春風」という国産自然塗料を塗布してあります。
一般的なフローリングに採用されるウレタン塗装は、フローリング表面にウレタンによる膜を作ってしまうので、桐のもつ様々な特徴を発揮できません。
自然塗料は、膜を作るのではなく、浸透するのです。
汚れにくくしたり、撥水効果を高めることができます。





