Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「下山の光庭の家」 太陽光発電パネル設置

「下山の光庭の家」の現場へ。
1階下屋の屋根に、太陽光発電パネルを設置しました。
2階の瓦屋根に設置する案もありましたが、2階の屋根形状が家の中央に設けた光庭のために、凸凹しており、パネルも凸凹にせざるをえず、見た目もよくないし、せっかくの瓦をパネルでほとんど隠してしまうので、1階の屋根に設置することにしました。

(写真は高いはしごに登って撮影したので、地面からは、発電パネルが見えません)
1階屋根は2階に大きな南窓を設置したり、バルコニーを屋根上に乗せる必要から、勾配が限定される瓦屋根ではなく、緩い屋根勾配が可能なガルバリウム鋼板葺きになっています。

太陽光発電パネルは南面に30度の角度で設置するのが、理想的なので、発電効率が2階屋根よりは若干は下がりますが、南へ向けていることは変えていません。
角度よりも、むしろ設置する方位による低減のほうが大きいです。
南面を100%とすると、東向きや西向きは85%まで効率が下がります。
1階の屋根に設置しても、周囲に影を作るものが何もないという立地なので、可能でした。
1階屋根は遮熱透湿防水ルーフィングの上に、遮熱塗装ガルバリウム鋼板葺きとし、高性能な屋根断熱材の上には通気層もありますが、さらに、24mx2mの大きな発電パネルが乗ることによる、遮熱効果も期待されます。
2階の窓やバルコニーから1階の屋根に出られるので、発電パネルのメンテナンスをしやすいことも有利です。
屋根勾配が緩いので、危なくありません。
また、地面から、発電パネルが見えず、すっきりとします。
今回採用した、シャープ製の発電パネルは、色がブルーであり、日本瓦の渋い「銀黒」とは、調和しにくいと思われたのも、設置位置を決めた理由のひとつです。
今、太陽光発電は、原発見直しや計画停電があったことから、注目されています。
昼間の停電時には、1箇所だけ非常用コンセントが使えます。
冷蔵庫近くにそのコンセントを設置しました。
1500Wまで使えるので、冷蔵庫や携帯電話の充電などに利用できます。
蓄電池がかなり高額なので、普及していませんが、補助金を増額するなどして、普及が進めば、価格も下がり、実用レベルになってくると思います。
そうすれば、夜間の停電時にも、電気が使えるようになります。
太陽光発電により、多くの家庭が小さな発電所になれば、なるべく原発に頼らないですむようになるかもしれません。