Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

「(仮称)岡崎の家」 二重床のメリット

「(仮称)岡崎の家」のお施主様と打合せをしました。
先週、一緒に見学(当時のブログはこちら)に行った、CCFスタイルの床下冷暖房を採用する方向で、メーカーに資料を作っていただき、提案しました。
2階リビングなので、2階床を二重床(構造体である下の床と、人が生活する上の床)とし、2階に空調機を置きます。
2階床下の二重床内の空間が冷暖房されることになります。
冷暖房システムとしては、120mmの有効高さがあればいいとのこと。
二重床は、冷暖房空間としてだけでなく、今回はいろんなメリットがあります。
1階の階高(「かいだか」=1階床から2階床までの高さ)をなるべく低く抑えたいため、1階に天井を張りません。
そうすると、二重床がないと、2階水廻りの給排水管が1階の上のほうに露出してしまいます。
二重床があれば、二重床内で配管を取り回しできるので、露出せずにすみます。
1階に天井を張らないため、電気配線が露出してしまいがちなところを、二重床があれば、二重床内で配線を取り回しできるので、露出せずにすみます。
バルコニーの掃き出しサッシも普通ならば、バルコニー床防水の立ち上がりがあるため、床までのサッシとはならず、室内からは、またいでバルコニーに出る形になりますが、二重床のおかげで、床までサッシの本当の「掃き出しサッシ」になります。
そもそも、今回は通常行われているFRP防水を採用しないので、床防水の立ち上がりがないということもありますが。
バルコニー直下には雨が落ちてもいいということで、防水をせず、FRPグレーチングやウッドデッキ張りとするのです。
お風呂は階上用ユニットバスを採用しますが、二重床があるおかげで、二重床の一部にユニットバスを埋め込めるので、ドア下のまたぎが小さくできます。