安藤建築見学 その1
昨日のブログの続きで、世界的建築家の安藤忠雄さんについてです。
安藤さんの作品は、その独自性から「安藤建築」と呼ばれています。
その「安藤建築」を見学した話を書きます。
学生時代には、大学の研究室の仲間と、設計事務所に入ってからは、同僚や先輩と関西方面に見に行きました。安藤ファンは多いのです。

始めて、安藤建築を見たのが、この京都のTIMESだと思います。
京都の町中の商業地を流れる、高瀬川という浅瀬の川沿いに建っている、ブティックなどが入る商業建築で、代表作のひとつです。
安藤建築の商業建築の特徴として、だれでも建物内の通路などを自由に通れる、迷路的な路地的空間があることです。

当時としては画期的なことでしたが、水際のすぐ近くまで降りることができる、親水性の高い公開空間があります。
手摺さえなく、川が増水した時には、水につかってしまいますが、それよりも水への親しみや、水に感じるやすらぎを求めたのです。
川への親しみは、川への関心を高め、川をきれいにしたいと思うきっかけになると思います。
当時の名古屋の納屋橋などの商業地では、堀川沿いに背を向ける形で建物が建てられていました。
時代が変わり、今では、川に顔を向けて建てられている商業建築が数軒建っています。
建築というのは、人の流れや意識も変えてしまう力があるんだなと思いました。





