Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

杉三層パネル「Jパネル」

杉三層パネル「Jパネル」を作っているレングスという会社と打合せしました。
鳥取県が本社で鳥取から営業に来ていました。
以前、サンプルを取り寄せたことがありました。

これは、合板の代わりに使えるものと考えると分かりやすいと思います。
いろんな用途に使えます。
厚みが36mmもありますので、一番いいと思う使い方は2階の床材として使い、天井を張らず、そのまま、見せるというものです。
梁の上に乗せる根太という部材や火打ちという床を固めるために水平に入れる斜めの部材を省くことが可能です。
カタログには根太や火打ちが不要で、天井を張らない分、コストダウンが図れますと書いてありますが、構造材が見えるので、金物を変えたり、化粧梁にしたり、電気配線の工夫をするなどを考えると、そこまでのコストダウンにはならないと思います。(営業マンも実はそうだと言ってました)
以前のブログでご紹介した、大阪のMs建築設計事務所の三澤さんもよく使っています。
共同開発をレングスさんとされています。Jパネルは2001年グッドデザイン賞を受賞しています。三澤さんの設計事例 その名も「Jパネルハウス」↓

無垢の幅はぎ杉板(横方向に接着剤でくっつけた板)を接着剤で、3層に重ねて張り合わせたものです。接着剤はF☆☆☆☆合板に使っている接着剤よりは、安全性が高いものです。
シックハウス対策にもなるのではと思います。
杉の間伐材(間引きした木材)の有効利用として、もっと普及するといいと思います。高いのがネックになっています。もっと安くならないかな。
レングスの他に静岡の丸天星工業さんと徳島のラッキーさんもJパネルを作っています。
杉の他にヒノキや唐松もあります。
1層だけのパネルは他にも大分のトライウッドなどのメーカーがあります。
設計中の「南欧モダンの白い家」で造作家具に2層パネルを使って、白く塗装しようと考えています。建具にも使うことを検討中です。