中国産の食品混入メラミンと建築材料のメラミンの違い
中国産の輸入食品に混入されたメラミンという物質に危険性があるということで、問題になっています。
このニュースを聞いて、?と思いました。
なぜなら、建築材料でメラミン化粧板というのがあり、表面がとても硬く傷付きにくいので、室内ドアやカウンターなど様々な所に使われているからです。
私も、メラミンが危険という認識はなく、よく設計に使っておりました。
システムキッチンの扉は、ほとんどのメーカーにこのメラミン化粧板のラインナップがあります。
メラミンが危険ならば、食品を調理するキッチンに使われるはずはないと思い、主要メーカーのアイカ工業(愛知県清須市本社 旧社名 愛知化学工業)のホームページを見てみました。
やはり、ニュースリリースのところに「メラミン化粧板の安全性について」というリンクがあり、「建築材料のメラミンとは全く別のもので安全性に問題がない」との見解でしたので、安心しました。
以下に転記しておきます。
メラミン化粧板の安全性について アイカ工業株式会社
中国において化学物質のメラミンが混入された粉ミルクを飲んだ乳児が腎臓結石になった事件の報道がありました。本事件と弊社が製造販売しておりますメラミン化粧板とは全く関係なく、メラミン化粧板は安全であり安心してお使いいただけますので、改めてお知らせいたします。
記
メラミン化粧板は、表面層となる化粧紙に「メラミン樹脂」を含浸させた後、高温高圧で成型したプラスチック製品であります。
その材料となる「メラミン樹脂」は、粉末の「メラミン」を原材料として製造されたものですが、原材料の「メラミン(粉末)」と「メラミン樹脂」とではすでに物質が全く異なり、その物性も相違しています。またその後のメラミン化粧板製造過程においては、すべて加熱硬化されるため、単体の「メラミン(粉末)」が残留することはありません。
昨今中国において発生した粉ミルクに関する事件は、その「メラミン(粉末)」が食品に不正混入されたことで安全性に問題を生じたものです。
メラミン化粧板は、住宅、店舗、病院、公共施設などの家具・什器・建具の表面材として、幅広く使用されているものです。
弊社のメラミン化粧板をキッチンやテーブル等に使用し、触ったり、その上に置いた食品を食べても健康上の問題は全く生じません。従前どおり安心してメラミン化粧板をご使用いただきますようお願いいたします。
以上です。
念のため、MSDS(製品安全データシート)をFAXしてもらったところ、完全に硬化しており、揮発化学物質はないと判明しました。
ちなみに、建築基準法の揮発性有害化学物質のホルムアルデヒド対策に関する告示の対象外の物質となっています。





