北京オリンピック国家スタジアムを設計した建築家
昨日、北京オリンピックの開会式をTVで見ました。
中国らしい歴史を織り交ぜた演出は見事でした。
9万人収容という巨大なスケールの国家スタジアムを生かし、とにかく人海戦術(皮肉にも北朝鮮のマスゲームを思い起こさせる)の迫力で、共産国らしさも感じました。

通称「鳥の巣」と呼ばれる国家スタジアムは、スイス出身の二人の建築家ヘルツォーク&ド・ムーロンによるデザインです。国際コンペで勝ち取りました。今、注目の建築家です。

ドイツワールドカップでも使われたミュンヘンのアリアンツ・アレナも彼らの設計です。

日本にも彼らの作品があります。東京青山のプラダ・ブティックです。
2003年の竣工ですが、これができた時は建築界では、かなり話題になり、私も見に行きました。
ひし形のふくらんだガラスを組み合わせた外観のおもしろさも、さることながら、インテリアと構造がすごいのです。

スキップフロアを用い、レベルを次々に変えながら、次のフロアに自然につながっていきます。
インテリアに見えるひし形の白い格子が構造体で、内部には柱がないのです。

床面と壁面がシームレスな曲面でつながり、同じ白色で仕上げられているので、どこまで床でどこまで壁か、あいまいな感覚で、浮遊感を感じました。

とても未来的な建物で、近年感じなかった建築による感動を覚えました。





