「ホワイトアクア/西尾」 こだわりの造作家具 「熱帯魚水槽ラック」
先月、引き渡しをした「ホワイトアクア/西尾」の家にお伺いしました。
造作家具で造った水槽ラックに、熱帯魚水槽が入っていました。
お施主様のこだわりどころだったので、かなり打合せを繰り返して、設計をしましたが、ご満足いただけているようで、よかったです。
この家のタイトル「ホワイトアクア」の由来ですが、「ホワイト」は、外観が真っ白なスイス漆喰ということと、水槽の水「アクア」が照明を当てると、白く光るイメージからきています。
↑水槽上部扉をスイングアップすると、棚に照明器具が付けてあるのが見えます。
その棚には餌が置けます。
↑一番上は吊戸棚で、熱帯魚関連本などを置けます。
水槽下部の両開き扉内には、大型のフィルターやCO2ボンベを置けます。
水の入った水槽は非常に重いので、基礎や大引などによる床補強をしたうえで、念のために、耐荷重用の取り外しのできる↑支柱で水槽の乗るカウンターを支えることができるようにしています。
水槽右側の側板は外せるようになっていて、水替え時に便利です。
外構の外縁(ウッドデッキ)の際に埋込水栓を設置してあり、ホースを伸ばして、水槽に水が入れられ、水槽の古い水を捨てられる排水口もその近くにあります。
側板には、マガジンラックが4つ付いていて、熱帯魚雑誌などを表紙を表に向けて置けます。
↑スイングアップ扉を上げて、内部を見たところ。
夏の湿気対策として、水槽上部の「天井(=吊戸棚の底板)」には、吸放湿性のある内装モイスを張ってあります。
両側板の上部には、↓排気ガラリがあり、内部があまり見えることなく、湿気を外へ出します。
リビングの内装は全て内装モイスですが、水槽ラックの背面も、内装モイスとしています。
その壁に、↑四角い自然給気口を設置してあるので、外の風を取り込み、ガラリから湿気を風とともに排出します。