Blog / KANO空感設計 あすまい空感日記・・・明日の私(MY)の住まい

見積ソフトと設備ソフトを買いました

事務所で使っている3次元CADであるAD-1のソフトを追加購入しました。

以前から欲しいとは思っていましたが、数十万円と高いので、どうしようかと迷っていたところ、ソフトメーカーのシーピーユーの営業マンから「年内だったら安くできます」との言葉で購入を決めました。
今は、設計完了した「暮らせる蔵」を工務店各社に見積依頼している時期なので、提出された見積書の内容をチェックするのにちょうどいいと思ったからです。
単価のチェックはソフトがなくても、しやすいですが、数量のチェックは自分でも図面からひろう(面積ならタテヨコを計算)必要があり、大変な作業だからです。
見積ソフトでは、AD-1で作図した内容を瞬時に見積りすることができます。
その速さには本当に驚きます。
面積などの数量をひろったり、単価を入力して、見積金額を出すことができます。
一般的に設計事務所は工務店ではないので、本来、概算見積ではない正式見積を出す必要はないし、出している事務所もほとんどないのが現状だと思います。
しかし、これからの時代は、「坪いくら」という概算ではなく、精度をもった概算をつかみながら設計をすることが重要と考え、導入に踏み切りました。
特に設計期間が短い場合、見積りをしながら設計というのは大変なのです。
うちの事務所は妻も一緒にやっていますが、このご時世、人を増やすことは現時点では難しいので、人の代わりにソフトを導入したのです。
計画案作成段階でもわりと精度の高い概算ができます。
全体のコスト配分に影響を与えるので、重要なことだと思います。
設備ソフトは、電気や衛生空調などの図面を書けるソフトです。
こちらも省力化を期待して導入しました。

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